結論から言うと、SBI証券の口座ではビットコインを直接購入できません。
ビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)を買うなら、同じSBIグループの暗号資産取引所「SBI VCトレード」を使います。
中でも積立サービスは、月500円・1円単位という少額から、スマホの操作だけで購入を自動化できる手軽さが特徴です。
本記事では、SBI証券との違いから積立の始め方、気になる手数料や注意点まで、初めて暗号資産に触れる方に向けて解説します。
この記事の結論
・SBI証券本体では暗号資産は買えず、別会社の「SBI VCトレード」が窓口
・初めての購入なら、都度売買より積立の方が価格変動に振り回されにくく始めやすい
・口座開設は無料、月500円から、最短翌日に積立開始できる
- ・ SBI証券とSBI VCトレードは何が違うのか
- ・ SBI VCトレードの積立サービスの特徴と仕組み
- ・ 口座開設から積立開始までの具体的な手順(3ステップ)
- ・ 気になる手数料の実態とメリット4つ・注意点3つ
- ・ よくある質問(税金・変更方法・最低金額)
SBI証券でビットコインは買えない?SBI VCトレードとの違い
「SBI証券 ビットコイン 買い方」で調べてこのページに来た方も多いはずです。
先に結論を言うと、SBI証券の口座内でビットコインを直接売買することはできません。
暗号資産の取り扱いは、SBIグループの中でも別会社にあたる「SBI VCトレード」が担当しています。
証券口座と暗号資産口座は別物ですが、同じSBIグループの運営という点は安心材料の一つといえます。
SBI証券とSBI VCトレードの違い
| 項目 | SBI証券 | SBI VCトレード |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社SBI証券 | SBI VCトレード株式会社 |
| 主な取扱商品 | 株式・投資信託・債券など | ビットコインなど暗号資産 |
| 口座 | 証券口座 | 暗号資産取引口座(別途開設) |
つまりビットコインを買うには、SBI VCトレードの口座を新たに開設する必要があります。
証券口座を持っていない方でも、SBI VCトレードだけの申込みで問題ありません。
初めての購入なら「積立」がおすすめです。
一度にまとまった金額を投じるより、毎月・毎週・毎日と時間を分けて購入する方が、価格変動の影響を受けにくくなります。
ここから先は、SBI VCトレードの積立サービスについて具体的に見ていきましょう。
暗号資産(仮想通貨)の積立投資とは?SBI VCトレードならではの特徴
積立投資は、毎月・毎週・毎日など決まったタイミングで一定額の暗号資産を購入し続ける方法です。
「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、価格変動の大きい暗号資産市場でリスクを平準化する手法として知られています。
ドル・コスト平均法とは?
価格が高いときは少なく、安いときは多く購入することで、平均購入単価をならす投資手法です。
市場のタイミングを読まずに継続投資できる点が長期の資産形成に向いていますが、元本保証はなく、損失が生じる可能性もあります。
サービス概要
| 取扱い形態 | 対応銘柄数 | 最低投資額 |
|---|---|---|
| 販売所取引 | 41銘柄 | 1円〜 |
| 取引所取引 | 8銘柄 | 1円〜 |
積立頻度は毎日・毎週・毎月の3つから選べるため、生活リズムや投資方針に合わせやすくなっています。
少額から始められる点も、投資初心者にとって取り組みやすいポイントです。
結論から言うと、口座開設・口座維持・入金・積立の売買にかかる手数料はすべて無料です。
ただし販売所取引には、手数料とは別に「スプレッド」(買値と売値の価格差)という実質的なコストが存在します。
詳しくは後述の「注意点」で解説します。
なお、銀行口座からの自動引き落としには対応していないため、入金は手動で行う点も併せて押さえておきましょう。
SBI VCトレードで積立投資を始める3ステップ
SBI VCトレードでの積立は、口座開設 → 入金 → 積立プラン設定の3ステップで完了します。
それぞれ5〜10分程度で進められるため、スマホがあればその日のうちに手続きできます。
SBI VCトレードの公式サイトにアクセスし、メールアドレスを登録するところから始まります。
- ① パスワードを設定
- ② SMSや電話番号で本人認証
- ③ 氏名・住所などの基本情報を入力
- ④ 本人確認書類をスマホで撮影・アップロード
- ⑤ 顔写真をスマホで撮影・アップロード
- ⑥ リアルタイムチェックを通過して申請完了
運転免許証 / マイナンバーカード / パスポート / 住民基本台帳カード(顔写真付き)
※有効期限内のものに限ります。不鮮明な画像は再提出が必要になる場合があります。
最低入金額は1,000円からです。
「銀行振込」と「クイック入金」の2種類から選べます。
| 入金方法 | 反映速度 | 手数料 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 数時間〜半日程度 | 振込手数料(利用者負担) |
| クイック入金 | 24時間365日 即時 | 無料(一部銀行を除く) |
すぐに積立を始めたい方はクイック入金が便利です。
ただし、システムメンテナンス中は利用できない場合があります。
振込は必ず本人名義の口座から行ってください。
積立プランの設定では、銘柄・積立金額・積立頻度を決めます。
銘柄の選び方
初めての場合は、時価総額上位の主要銘柄(ビットコイン・イーサリアムなど)から検討するのが一つの目安です。
まずは2〜3銘柄程度に絞ると管理しやすくなります。
複数銘柄への分散はリスク軽減につながる場合がありますが、損失を防ぐものではありません。
積立スケジュールの設定方法
毎日・毎週・毎月から選べます。
頻度が高いほど価格変動を細かく平準化しやすくなりますが、その分値動きの確認頻度も増えます。
初めての方は毎月プランから始め、給与日に合わせて積立日を設定する方法も選択肢の一つです。
積立金額は、月々の収入・支出を踏まえて無理のない範囲で設定することが継続のポイントです。
余剰資金の範囲内で行いましょう。
SBI VCトレードの積立投資4つのメリット
少額から始めやすい
月500円・1円単位で設定可能
豊富な取扱銘柄
販売所41銘柄・取引所8銘柄
翌日から始められる
設定完了の翌日から積立開始
高いセキュリティ
SBIグループの堅牢な管理体制
① 取扱銘柄の豊富さ
販売所取引では41銘柄、取引所取引では8銘柄に対応しています。
| 取引形態 | 対応銘柄(一部) |
|---|---|
| 販売所取引(41銘柄) | BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、LINK、DOT、ADA、DOGE、XLM、SOL、AVAX、MATIC、SHIB、DAI、ATOM ほか |
| 取引所取引(8銘柄) | BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、LINK、DOT、NIDT |
主要銘柄から新興銘柄まで幅広く揃っており、将来性のある銘柄にも早い段階からアクセスできる可能性があります。
ただし価格は大きく変動することがあり、将来の値上がりを保証するものではありません。
② 少額から始められる手軽さ
| 積立プラン | 最低投資額 | 投資単位 |
|---|---|---|
| 毎日プラン | 500円 | 1円単位 |
| 毎週プラン | 500円 | 1円単位 |
| 毎月プラン | 500円 | 1円単位 |
まとまった資金がない学生や若手社会人でも始めやすい金額設定です。
少額で運用に慣れてから、徐々に金額を増やす方法も選択肢の一つです。
③ 翌日から始められる即時性
口座開設完了後すぐに積立設定が可能で、毎日プランなら設定完了の翌日から積立を開始できます。
他の取引所では開始まで1ヶ月程度かかる場合もあり、比較するとスピード感があります。
クイック入金と組み合わせれば、入金から投資開始までの時間も短縮しやすくなります。
④ セキュリティ体制の充実
SBIグループという国内大手金融グループが運営する取引所として、以下の対策を実施しています。
- SSL暗号化通信による通信の安全性確保
- コールドウォレットでの顧客資産管理
- 多要素認証による不正アクセス防止
- 24時間体制での不正取引モニタリング
ただし、いかなるセキュリティ体制も完全ではありません。
自身でもパスワード管理や二段階認証の設定を徹底することが大切です。
SBI VCトレードの積立投資の3つの注意点
SBI VCトレードの積立投資を始める前に、以下の注意点を理解しておくことが重要です。
① 手数料は無料、実質コストは「スプレッド」
積立の売買手数料そのものは無料です。
ただし積立は販売所取引で行われるため、取引所が提示する買値と売値には価格差(スプレッド)があり、これが実質的なコストになります。
| 取引形態 | 特徴 | 実質コスト |
|---|---|---|
| 販売所取引 | 取引所が価格を提示 | 手数料は無料、スプレッドあり |
| 取引所取引 | ユーザー間で価格決定 | 手数料は無料〜低水準 |
スプレッドの幅は銘柄や市場の流動性、時間帯によって変動し、相場が急変するタイミングでは広がる傾向があります。
公式サイトに明示された固定料率ではないため、実際の水準は購入時の画面で確認することをおすすめします。
② 自動引き落とし未対応
SBI VCトレードは、銀行口座からの自動引き落としに対応していません。
毎回手動で入金する必要があるため、以下の点に注意しましょう。
- 定期的な入金作業が必要
- 入金忘れのリスクがある
- クイック入金の手数料が発生する場合がある
前もってまとまった金額を入金しておく方法もありますが、未使用資金が滞留する点は資金効率の面で考慮が必要です。
③ 資金不足時の積立不可
口座内の資金が不足している場合、積立は実行されません。
特に以下のケースは注意が必要です。
- 複数銘柄を積立設定している場合の必要資金の計算
- 長期休暇中の入金管理
- 市場価格の急激な変動時の資金調整
口座残高を定期的に確認し、必要に応じて追加入金を行うことで積立の中断を避けられます。
月々の投資予定額に加えて、ある程度の余裕資金を確保しておくとよいでしょう。
よくある質問とトラブル対処法
株式や投資信託を扱うのがSBI証券、ビットコインなど暗号資産を扱うのがSBI VCトレードとなります。
ビットコインを買うには、SBI証券とは別にSBI VCトレードの口座開設が必要です。
入金時の最低金額は1,000円(クイック入金・銀行振込共通)となります。
複数銘柄に投資する場合は、各銘柄の積立金額の合計に見合う残高が必要です(例:3銘柄×500円=最低1,500円の残高が必要)。
ただし販売所取引には、手数料とは別に買値と売値の価格差である「スプレッド」が存在し、これが実質的なコストになります。
スプレッドの幅は銘柄や市場状況によって変動するため、固定の料率ではなく、購入時の画面で確認するのが確実です。
積立金額の増減・積立頻度の変更(毎日・毎週・毎月)・積立日の変更が可能です。
変更を反映させるには現在の設定を一度解除し、新たな設定を行う必要があります。
次回の積立予定日に注意しながら、投資が途切れないようタイミングを調整してください。
・一時停止:対象銘柄を選択し「停止」をタップ
・再開:停止中の銘柄を選択し「再開」をタップ
一時停止中も設定内容は保持されるため、再開時に設定し直す必要はありません。
| 項目 | 計算方法 |
|---|---|
| 売却益の計算 | 売却価格 − 取得価格 |
| 取得価格の算出 | 総平均法または移動平均法 |
SBI VCトレードでは取引履歴をCSVファイルでダウンロードできるため、確定申告の準備に活用できます。
税務については、必要に応じて税理士などの専門家に相談してください。
まとめ:SBI証券にはできないビットコイン投資、SBI VCトレードなら今日から始められる
- SBI証券本体ではビットコインは買えず、窓口は別会社のSBI VCトレード
- 積立投資は月500円・1円単位から設定可能
- 販売所41銘柄・取引所8銘柄と取扱銘柄が比較的豊富
- 毎日・毎週・毎月から積立頻度を選択でき、設定翌日から開始可能
- SBIグループのセキュリティ体制(コールドウォレット・多要素認証など)
- 口座開設・口座維持・積立の売買手数料はすべて無料
- 販売所取引には手数料とは別にスプレッド(価格差)が実質コストとして発生する
- 自動引き落としには未対応のため、手動入金の管理が必要
「SBI証券でビットコインを買いたい」と思って調べていた方も、窓口がSBI VCトレードだと分かれば手続きは難しくありません。
月500円・1円単位から、スマホの申込みだけで積立を始められます。
- ・ SBI証券でビットコインを探していて、正しい始め方を知りたい方
- ・ 暗号資産投資を少額から試してみたい初心者の方
- ・ 値動きに一喜一憂せず、コツコツ積み立てたい方
まずは口座開設を済ませておき、余裕資金の範囲で少額から試してみる方法が、無理のない一歩につながります。
暗号資産への投資はリスクを伴います。ご自身の判断と責任において行ってください。




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