※ HYPEは国内取引所での取り扱いがありません(2026年8月時点)。購入には海外取引所の利用が必要です。投資は元本保証ではなく、価格は大きく変動します。余剰資金の範囲内で、分散投資を前提に利用してください。
① ハイパーリキッド(HYPE)とは?基本情報と特徴
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、独自開発のレイヤー1ブロックチェーン上で稼働する分散型の無期限先物(パーペチュアル)取引所(Perp DEX)です。中央集権的な取引所を介さずに、オンチェーンで高速な先物取引を行える点が特徴で、注文の板寄せから約定までを完全にブロックチェーン上で処理する設計になっています。HYPEは、このHyperliquidエコシステムのネイティブトークンで、手数料の割引やガバナンス、ステーキングなどに利用されます。
誕生の経緯:ハーバード大学出身者らによる開発
Hyperliquidは2022年、ハーバード大学の同級生であったJeff Yan氏らによって設立されました。開発チームには、Hudson River TradingやCitadelといった高頻度取引(HFT)企業出身のエンジニアが多く参加しており、金融市場のマイクロ構造に関する知見を活かした設計が特徴です。2023年6月にメインネットをローンチし、1秒間に数十万件規模のトランザクション処理を目指す独自のレイヤー1ブロックチェーンとして開発が進められてきました。
史上最大級と言われたジェネシスエアドロップ
Hyperliquidが一躍注目を集めたきっかけが、2024年11月29日に実施されたジェネシスエアドロップです。総供給量の31%にあたる約3.1億HYPEが、2023年11月から続いていたポイントプログラムの実績に応じて約9.4万のウォレットに配布されました。ベンチャーキャピタル(VC)への事前配分を行わず、実際にプラットフォームを利用していたユーザーに厚く配分する設計だったことから、コミュニティ主導のプロジェクトとして評価され、暗号資産業界で大きな話題となりました。
Hyperliquidは、プラットフォームの取引手数料収益の一部を使い、市場でHYPEトークンを買い戻す「バイバック」という仕組みを採用しています。これは実際の収益をトークンの需要に還元する構造であり、価格の下支え要因になり得る一方、取引高が減少すればバイバックの規模も縮小する点には注意が必要です。ステーキングは2024年12月から開始されており、バリデーターへの委任によって参加できます。
② 現在価格・最高値と価格推移(2026年8月20日時点)
主要な価格推移タイムライン
HYPEは時価総額10位前後の主要銘柄ではありますが、1日で20%前後動くことが珍しくない、値動きの大きい資産です。過去にも上場来高値から一時$10近辺まで下落した経緯があります。目先の急騰局面だけを見て投資判断をするのではなく、変動の大きさそのものをリスクとして理解しておく必要があります。
③ 2026年8月に急騰した理由:トランプ氏発言の中身
2026年8月19日、トランプ米大統領がホワイトハウスで開催された暗号資産・予測市場関連企業の経営陣との会合で、Hyperliquidに言及したことがきっかけです。この会合にはCoinbase、Gemini、Ripple、Chainlink Labsといった暗号資産関連企業の幹部も出席していました。トランプ氏は、米商品先物取引委員会(CFTC)のMike Selig(マイク・セリグ)委員長が、Hyperliquidを完全にコンプライアンスを満たした合法な形で米国に導入できるよう取り組んでいると発言したと報じられています。
なぜこの発言でHYPEが急騰したのか
Hyperliquidはこれまで米国居住者の直接利用を制限してきた経緯があり、米国の規制当局との関係は不透明な状態が続いていました。そこに、規制当局トップの取り組みが大統領の口から名指しで語られたことは、「米国市場での正式な事業展開に道が開かれるのではないか」という期待を市場に一気に広げる材料になりました。この発言を受けて、HYPEは24時間で約17〜20%上昇し、日本時間20日13時時点では約20%高となる場面もありました。
① 規制当局トップによる名指しの発言
大統領自身が会合の場でCFTC委員長の取り組みに言及したことで、単なる観測記事ではなく公式性の高い情報として市場に伝わった。
② 連動ETF・関連株も同時高
21Shares・Bitwiseの HYPE ETFやGrayscaleのステーキングETFも軒並み約20%上昇。ナスダック上場のHyperliquid Strategies(PURR)は30.4%急伸した。
③ 無期限先物の米国制度化の流れ
CFTCは満期のないデリバティブである無期限先物(パーペチュアル)市場を米国の制度圏に取り込む案を進めており、Hyperliquidはその代表格として名前が挙がった。
④ 業界幹部との対話という文脈
デジタル資産市場の連邦規則を定める「クラリティ法」を巡る議論の中での発言であり、暗号資産規制全体への追い風という受け止め方が広がった。
今回の急騰は、あくまで大統領による発言が発端であり、CFTCによる正式な規則制定や法制化が確定したわけではありません。政治的な発言と、実際にHyperliquidが米国の規制下で合法的に運営されるようになることの間には、審査プロセスや議会での議論など不確実な道のりが残っていると指摘する専門メディアもあります。「規制対応が完了した」という前提で投資判断をするのは早計であり、今後の正式な発表を継続的に確認する姿勢が重要です。
④ 将来性:HYPEの上昇材料とリスク(独自視点)
筆者自身も暗号資産のポートフォリオの一部としてHYPEを保有しています。実際の取引高やバイバックの仕組みなど、投機的なミームトークンとは異なる実収益に裏付けられた側面があることは事実です。ただし、それが今後の値上がりを保証するものではない、という前提で以下を読んでください。
この記事はHYPEの購入を煽る目的では書いていません。今後の価格が上がる、あるいは下がるという断定的な予測は行わず、事実として確認できる材料と筆者の見方を分けて記載しています。投資判断は必ずご自身で行ってください。
上昇材料と現状評価
| 材料 | 重要度 | 現状 | 筆者の見方 |
|---|---|---|---|
| 米国での正式な規制対応 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | CFTC委員長が取り組み中と大統領が言及(2026年8月) | 正式な制度化までは時間を要する見込み |
| 現物ETFへの資金流入 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 上場10営業日でBTC等を上回るペースの流入 | 機関投資家からの継続的な関心を示す材料 |
| 実収益によるバイバック | ⭐⭐⭐⭐ | 取引手数料収益の一部を継続的に買い戻し | 取引高が減少すれば効果も縮小する点に留意 |
| 供給量の解放(アンロック) | ⭐⭐⭐⭐ | 流通供給量は総供給量の約22%にとどまる | 今後の供給増加が需給に与える影響を注視 |
| Perp DEX市場全体の成長 | ⭐⭐⭐⭐ | 取引高で業界トップクラスの実績を継続 | DeFi市場の中では優位なポジション |
筆者が考えるHYPE投資への現実的な姿勢
ニュース起点の急騰に飛びつかない
2026年8月の急騰は発言ひとつで起きたものであり、こうした材料は反対方向にも同じ強さで作用し得る。値動きの背景を理解した上で、感情的に追いかけない姿勢が重要。
供給量の解放スケジュールを確認する
流通供給量が総供給量の約22%にとどまっている点は、今後のロック解除による需給変化の可能性を意味する。公式情報でスケジュールを確認しておきたい。
規制動向は継続してウォッチする
米国での正式な規制整備が進めば、機関投資家からの資金流入がさらに拡大する可能性がある一方、頓挫すれば失望売りにつながるリスクもある。
ポートフォリオ全体で考える
BTC・ETHなど主要銘柄を中心に据えた上で、HYPEのような成長性はあるがボラティリティの高い銘柄は一部に留めるのが現実的な考え方だろう。
⑤ 購入場所:MEXCの特徴とメリット・デメリット
HYPEは日本国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では取り扱いがなく(2026年8月時点)、購入するには海外取引所を利用する必要があります。ここでは、HYPE/USDTの現物取引ペアを取り扱い、日本語対応も充実しているMEXCをご紹介します。
MEXCは日本の金融庁への登録を受けていない海外取引所です。国内取引所と比べて以下のリスクがあります。①法的保護が限られる(資産保護の法的枠組みが異なる)②万が一のトラブル時に国内法での解決が難しい③税務申告は自己責任で正確に行う必要がある。これらを理解した上で利用してください。
- HYPE/USDTペアでの現物取引に対応
- 2,000種以上の豊富な取扱通貨数
- 完全日本語対応(UI・サポート)
- スマホアプリ(iOS/Android)対応
- 先物取引にも対応し取引の選択肢が広い
- 金融庁の登録を受けていない海外取引所
- 国内法での資産保護が保証されない
- 税務申告は完全に自己責任
- 日本円の直接入金には非対応
- 新興・小型銘柄の詐欺リスクに注意
⑥ HYPEの買い方(6ステップ完全ガイド)
HYPEは日本円で直接購入できないため、以下の手順で購入します。国内取引所でXRP(エックスアールピー)を購入してMEXCに送金し、USDTに換えてからHYPEを購入する流れが、送金コストを抑えられる現実的なルートです。
| ステップ | 内容 | 取引所 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|---|
| ① 口座開設 | bitbankで国内口座を作成 | bitbank | 1〜3営業日 |
| ② 口座開設 | MEXCで海外口座を作成 | MEXC | 即日〜数時間 |
| ③ 購入 | bitbankでXRP(エックスアールピー)を購入 | bitbank | 数分 |
| ④ 送金 | bitbankからMEXCにXRPを送金 | 両社間 | 1〜5分 |
| ⑤ 交換 | MEXCでXRP→USDTに交換 | MEXC | 即時 |
| ⑥ 購入 | USDTでHYPEを購入 | MEXC | 即時 |
まず国内の金融庁登録済み取引所・bitbankで口座を開設します。メールアドレス登録後、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を提出。審査完了(通常1〜3営業日)後に入金して利用開始できます。
MEXCの公式サイト(当サイト経由で招待コード入力済み)からメールアドレスまたは電話番号で登録。本人確認(KYC)を完了させることで出金限度額が上がり、セキュリティも向上します。2段階認証(Google Authenticator推奨)は必ず設定してください。
bitbankに日本円を入金後、「取引所」の「XRP/JPY」ペアでXRPを購入します。初心者は「成行注文」が分かりやすく、すぐに購入が成立します。「販売所」よりも「取引所」の方がスプレッドを抑えられるため、取引所を使いましょう。
MEXCの「資産」→「入金」→「XRP」でアドレスとDestination Tagを取得。bitbankの出金画面でこのアドレスとDestination Tagを正確に入力して送金します。Destination Tag(宛先タグ)の入力忘れは資産消失のリスクがあるため必ず入力してください。送金は通常1〜5分で完了します。
MEXCの「現物」→「XRP/USDT」ペアを選択し、売り注文(成行)を出してXRPをUSDT(米ドル連動のステーブルコイン)に交換します。成行注文を使うと即時に取引が成立します。
MEXCの「現物」→検索窓に「HYPE」と入力→「HYPE/USDT」ペアを選択。買い注文(成行)でUSDTを使ってHYPEを購入。購入後は「資産」→「現物口座」で保有量を確認できます。
⑦ 投資リスクと注意点
HYPEは2026年6月にATH($76.899)を記録した一方、過去には$10近辺まで下落した経緯もあります。2026年8月の急騰も、大統領の発言という一時的な材料によるものです。短期間で大きく値下がりする可能性を常に想定した上で判断してください。
主な投資リスク
① 価格変動リスク
ニュースひとつで1日に20%前後動くことがある。急騰の反動で急落する場面も珍しくなく、短期的な値動きの予測は極めて困難。
② 規制リスク
2026年8月の急騰材料である米国での規制対応は、あくまで大統領の発言段階であり、正式な制度化には至っていない。方針転換や停滞のリスクもある。
③ 供給量解放(アンロック)リスク
流通供給量は総供給量の約22%にとどまり、今後のトークン解放によって供給が増加し、需給バランスが変化する可能性がある。
④ 海外取引所リスク
MEXCは日本の金融庁に未登録。万が一の取引所破綻・ハッキング等の際に国内法での保護を受けにくい。長期保有はハードウェアウォレットへの移動も検討したい。
⑤ プラットフォーム集中リスク
Perp DEX市場でのシェアが高い分、規制強化や競合の台頭、システム障害といった要因がプラットフォーム全体の評価に直結しやすい。
適切なリスク管理の方法
- 投資額はポートフォリオ全体の一部にとどめ、残りはBTC・ETH等の主要銘柄に分散する
- 生活費・緊急資金は絶対に使わず、全額失っても生活に影響がない金額のみで投資する
- 明確な損切りルールを事前に決め、急騰・急落時の感情的な判断を避ける
- ニュース起点の急騰に飛びつかず、材料の性質(発言段階か、正式決定かなど)を確認する
- 購入前に正確なコントラクトアドレスをCoinMarketCap等の公式ソースで確認し、偽トークンを避ける
- 年に一度は税務申告の準備として取引履歴を整理しておく
⑧ よくある質問
HYPEを購入するならMEXCで
当サイト経由で口座開設すると招待コード入力済み。まずはbitbankで国内口座を開設してXRPを購入し、MEXCに送金するルートを確保しましょう。
必ず余剰資金の範囲内で、分散投資を心がけてください。
※ 投資は元本保証ではありません。余剰資金の範囲内で分散投資を心がけてください。海外取引所の利用リスクをご理解の上ご利用ください。
リスク告知:暗号資産(仮想通貨)は法定通貨ではなく、価格が大きく変動するリスクがあります。HYPEは2026年8月時点で上場から約1年9カ月と歴史の浅い銘柄であり、過去には上場来高値から大きく下落した局面もありました。投資した金額を大きく下回る損失が生じる可能性、最悪の場合は全額損失となる可能性があります。投資にあたってはリスクを十分に理解の上、自身の判断と責任において余剰資金の範囲で行ってください。当記事は情報提供を目的としたものであり、特定の暗号資産の売買を推奨する投資助言ではありません。
海外取引所の利用について:MEXCは海外取引所であり、日本の金融庁への登録を受けていません。国内取引所と比較して法的保護が限られます。利用に際しては各自でリスクを確認の上利用してください。
価格情報について:掲載の価格データはBybit・Investing.com・TradingView等の参考値をもとにしており、リアルタイムの価格を保証するものではありません。最新の価格は各取引所または価格情報サイトで確認してください。
税務について:暗号資産(仮想通貨)取引で生じた利益は確定申告が必要な場合があります。確定申告の基本はこちらの記事でも解説していますが、詳細は税理士等の専門家に相談してください。

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