MEXCは2,000種類以上の豊富な暗号資産（仮想通貨）取り扱いや最大200倍のレバレッジ取引が可能な海外取引所として人気を集めています。しかし、「金融庁に未登録だけど大丈夫？」「口コミ評判はどうなの？」と疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、MEXCの基本情報やメリット・デメリット、実際の口コミ評判、そして登録から取引までの使い方まで徹底解説します。
海外取引所MEXCの基本情報
引用元：MEXC公式サイト
MEXC（エムイーエックスシー）は、2018年に設立された世界的に人気の高い暗号資産（仮想通貨）取引所です。170カ国以上でサービスを展開し、1,000万人以上のユーザーを抱える大手取引所として急成長しています。取扱銘柄数は2,000種類以上と業界トップクラスで、最大200倍のレバレッジ取引にも対応しています。
MEXCの最大の魅力は、幅広い暗号資産の取り扱いと使いやすさの両立です。日本語サイトやサポートも充実しており、海外取引所初心者でも安心して利用できます。また、新規銘柄の上場スピードが早く、市場で人気が出る前に有望な暗号資産に投資できるチャンスがあります。
MEXCには様々な取引タイプが用意されています。現物取引はもちろん、先物取引、マージン取引、ETF取引など、トレーダーの多様なニーズに応える取引方法を提供しています。さらに、独自トークン「MX」の保有で手数料割引などの特典を受けられるのも大きな魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設立年 | 2018年 |
| 本社所在地 | シンガポール（本社）・セーシェル |
| 取扱銘柄数 | 2,000種類以上 |
| 最大レバレッジ | 200倍 |
| ユーザー数 | 1,000万人以上 |
| 対応言語 | 日本語を含む17言語 |
こうした特徴から、MEXCは特に多様な暗号資産への投資機会を求めるトレーダーや、高レバレッジ取引で大きなリターンを狙いたい上級者に最適な取引所と言えるでしょう。初心者にとっても、使いやすいインターフェースと充実したサポート体制により、海外取引所デビューの入り口として優れた選択肢となっています。
MEXCはどこの国の暗号資産（仮想通貨）取引所？
MEXC（エムイーエックスシー）は、シンガポールに本社を置く暗号資産（仮想通貨）取引所です。正式な運営会社はMEXC Global Ltd.で、本社機能はシンガポールにありますが、法人登記上の本拠地はセーシェル共和国となっています。シンガポールは金融業界の中心地として知られ、ブロックチェーン技術や暗号資産に対して前向きな姿勢を示している国であるため、多くの暗号資産企業が拠点を構えています。
MEXCはグローバル展開を積極的に進めており、カナダ、オーストラリア、エストニア、米国などで金融ライセンスを取得しています。これは国際的に見ても信頼度の高い取引所であることの証左と言えるでしょう。2021年10月にドバイで開催された「Crypto Expo Dubai」では、アジアで最も優れた取引所として「Best Crypto Exchange Asia」を受賞するなど、その信頼性と安全性は国際的にも高く評価されています。
MEXCは2018年の設立と比較的新しい取引所ながら、急速に成長を遂げています。2019年には世界のデジタル資産取引市場の5％のシェアを獲得するなど、わずか数年で大手取引所の仲間入りを果たしました。現在では170カ国以上でサービスを展開し、ユーザー数は1,000万人を超え、世界でもトップクラスの暗号資産取引所としての地位を確立しています。
また、MEXCはシンガポールを拠点としながらも、世界各国のユーザーに配慮したサービス展開を行っています。17言語に対応しており、日本人ユーザー向けにも完全な日本語対応と日本語サポートを提供しています。さらに、日本人限定のキャンペーンも開催するなど、日本市場の開拓にも積極的です。シンガポールという国際金融センターを拠点とすることで、MEXCはグローバルな規制環境に適応しつつ、世界中のユーザーに高品質なサービスを提供し続けています。
日本の金融庁への登録状況と日本人の利用について
MEXC（エムイーエックスシー）は現在、日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていません。実際、金融庁は2023年3月と2024年11月の2回にわたり、MEXCに対して「日本居住者を相手方として無登録で暗号資産交換業を行っている」という警告を出しています。これは、MEXCが日本国内で営業活動を行うには金融庁の登録が必要であるにもかかわらず、その登録を受けずにサービスを提供していることに対する注意喚起です。
しかし、日本人個人がMEXCを利用すること自体は違法ではありません。実際に多くの日本人トレーダーがMEXCを利用しており、MEXCも日本語サポートを提供するなど、日本人ユーザーを積極的に受け入れています。MEXCは公式サイトやスマホアプリの完全日本語対応、日本語カスタマーサポート、日本語の操作ガイドやFAQなど、日本人ユーザーが使いやすい環境を整えています。
ただし、金融庁の警告を受けている状況であるため、今後MEXCへの日本からのアクセスが制限される可能性があることは認識しておくべきでしょう。また、MEXCは日本の法律による保護が受けられない可能性があるため、トラブルが発生した際のリスクを理解した上で、自己責任で利用することが前提となります。
実際に2025年2月6日から日本国内でのアプリがダウンロードできなくなる事態がありました。
またMEXCを利用する日本人ユーザーが注意すべき点はいくつかあります。
まず、MEXCでは日本円での直接取引ができないため、国内取引所で暗号資産を購入してからMEXCに送金するか、クレジットカードを利用して暗号資産を購入する必要があります。また、MEXCで得た利益は確定申告の対象となりますので、取引履歴をきちんと管理し、適切に税金を申告する必要があります。
このようなリスクや制約はありますが、MEXCの提供する豊富な取引ペアや高いレバレッジなど、国内取引所にはない魅力的な特徴から、多くの日本人トレーダーがMEXCを選んでいるのが現状です。利用を検討する際には、これらのメリットとリスクを総合的に判断することが重要です。
MEXCの安全性と信頼性
MEXCの安全性と信頼性は、多くのユーザーにとって重要な判断基準です。MEXCは海外の暗号資産（仮想通貨）取引所ながら、世界的に高い評価を得ており、セキュリティ対策も充実しています。利用者の資産を保護するために、MEXCは複数のセキュリティ層を実装しています。
まず、アカウントセキュリティについては、IDやパスワードだけでなく、二段階認証の設定が可能です。Google認証、メール認証、SMS認証、アンチフィッシングコードなど、複数の認証方法を組み合わせることで、不正アクセスのリスクを大幅に低減しています。また、ログイン通知機能も備えており、不審なログインがあった場合に迅速に対応できる体制を整えています。
MEXCは日本人向けのサービス提供に特に力を入れている点も信頼性を高めています。公式サイトとスマホアプリは完全に日本語に対応しており、カスタマーサポートも日本語で対応しています。また、日本語の公式Xアカウントでの情報発信や、日本人ユーザー向けキャンペーンの開催など、日本市場に対する積極的なアプローチが見られます。
ただし、MEXCは日本の金融庁に登録されていないため、日本の法的保護を受けられない可能性があります。万が一のトラブル時には、日本の法律に基づく補償が受けられない可能性があることを理解した上で利用することが重要です。とはいえ、MEXCは国際的な規制環境に適応しながらグローバルな展開を進めており、カナダ、オーストラリア、エストニア、米国などで金融ライセンスを取得していることから、一定の信頼性は担保されていると言えるでしょう。
準備金証明による資金の透明性
MEXCは「準備金証明」（Proof of Reserves）を実施することで、資金管理の透明性を高め、ユーザーの信頼を得る取り組みを行っています。準備金証明とは、取引所が利用者から預かっている資産に対して、十分な準備金を保有していることを証明するものです。MEXCでは全てのユーザーから預かった資産に対して、1対1以上の準備金率を維持しています。
具体的には、主要な暗号資産において以下のような準備金率を公開しています。USDTでは104.52%、USDCでは116.52%、BTCでは105.88%、ETHでは105.65%といった具合に、預かっている資産よりも多くの準備金を保有していることが証明されています（2025年1月時点の数値）。この準備金率は公式サイト上で定期的に更新され、誰でも確認することができるため、透明性の高い運営が行われていることがわかります。
この準備金証明は、近年暗号資産業界で起きた大手取引所の破綻事件を受けて、より重要性が高まっています。MEXCがこうした透明性の高い情報開示を行っていることは、ユーザーに対する責任感の表れと言えるでしょう。万が一のハッキングや市場の急変動などによるトラブル時にも、ユーザーへの資金返還能力を持っていることを示す重要な指標となっています。
準備金証明は第三者機関による監査を通じて行われることが多く、MEXCもこうした客観的な検証プロセスを経て結果を公開しています。これにより、ユーザーは自分の資産が適切に管理されているかを確認でき、より安心してMEXCを利用することができるのです。特に海外取引所を利用する際の不安要素の一つである資金管理の透明性について、MEXCは積極的な情報開示を行っている点は高く評価できます。
オフラインを活用した資産管理
MEXCでは、ユーザーの資産保護のためにコールドウォレット（オフラインウォレット）を活用した安全な資産管理体制を構築しています。コールドウォレットはインターネットに接続されていないオフライン環境で保管されるため、ハッカーからの攻撃リスクを大幅に低減することができます。MEXCはユーザーから預かった資産の大部分をこのコールドウォレットで保管しており、セキュリティを最優先した資産管理を行っています。
さらに、MEXCは「オフサイトバックアップ」という手法も採用しています。これは資金やデータを地理的に異なる複数の場所に分散して保管する方法です。この分散保管により、自然災害による物理的なデータ損失や、サイバー攻撃による被害のリスクを大幅に軽減しています。万が一一箇所がダメージを受けても、他の場所からリカバリーできる体制を整えているのです。
もちろん、即時の取引処理のためには一部の資産をホットウォレット（オンラインウォレット）に保管する必要があります。MEXCでは日常的な取引に必要な最小限の資産のみをホットウォレットで管理し、定期的なセキュリティ監査や不正取引検知システムの導入など、様々な対策を講じています。また、取引のパターンを分析して不審な動きを事前に検知する先進的なセキュリティシステムも導入されています。
このようなオフラインを活用した資産管理体制は、MEXCが顧客の資産保護を最重要視していることの表れです。近年、暗号資産取引所のハッキング事件が世界各地で発生している中、MEXCはこうした多層的なセキュリティ対策を通じて、安全性の高い取引環境を提供しています。オフラインでの資産管理という基本に立ち返りながらも、最新のセキュリティ技術を積極的に取り入れる姿勢は、ユーザーに安心感を提供する重要な要素となっています。
先物保険基金による安全な取引
MEXCは先物取引における安全性を高めるため、「先物保険基金」という独自のシステムを導入しています。この保険基金は、トレーダーが先物取引で証拠金を超える損失を出した場合に、その損失分を補填する仕組みです。通常、高レバレッジの先物取引では市場の急変動により大きな損失が発生する可能性がありますが、この保険基金によってリスクを軽減しています。
先物保険基金は、トレーダーの強制決済（ロスカット）によって生じた利益を積み立てることで成り立っています。市場価格が急激に変動した際に、トレーダーのポジションが自動的に決済され、その決済価格と清算価格の差額が保険基金に積み立てられるのです。このシステムにより、ポジションを持つトレーダーの破産を防ぎ、取引所全体の安定性を維持しています。
MEXCの先物保険基金の規模は非常に大きく、主要な通貨ペアごとに十分な積立額を確保しています。例えば、BTCUSDT通貨ペアでは約7,700万USDT、ETHUSDT通貨ペアでは約2,500万USDT、XRPUSDTでは約600万USDT、DOGEUSDTでは約700万USDTの保険基金が積み立てられています（2025年1月時点）。この潤沢な保険基金の存在が、MEXCでの先物取引における安全性と信頼性を大きく高めているのです。
この点は国内取引所との大きな違いとなっています。国内の暗号資産取引所では、レバレッジ取引におけるトレーダーの損失を取引所が肩代わりすることは認められていません。そのため、レバレッジも最大2倍程度に制限されています。一方、MEXCでは先物保険基金によって損失をカバーする仕組みが整備されているため、最大200倍という高いレバレッジ取引を提供することができるのです。
このような保険システムは、MEXCが取引の安全性を確保しながらも、トレーダーに高いレバレッジ取引の機会を提供するという、バランスの取れた運営方針を持っていることを示しています。高いリターンを求めて先物取引を行うトレーダーにとって、MEXCの先物保険基金は大きな安心材料となっているでしょう。
MEXCを利用すべきメリット10選
MEXC（エムイーエックスシー）は、多くの暗号資産（仮想通貨）取引所の中でも特に魅力的な特徴を持っています。ここではMEXCを利用する主なメリットを10個紹介します。これらのメリットを理解することで、MEXCがあなたの投資スタイルに合っているかどうかの判断材料になるでしょう。
2,000種類以上の豊富な取扱銘柄と取引ペア
MEXCの最大の特徴は、圧倒的な取扱銘柄数です。現在、MEXCでは2,000種類以上もの暗号資産を取り扱っており、この数字は世界の暗号資産取引所の中でもトップクラスです。例えば、Binanceが約600種類、Bybitが約130種類であるのに対し、MEXCはその3倍以上の銘柄を提供しています。国内取引所と比較すると、その差はさらに顕著で、コインチェックの31種類に対して、MEXCは実に70倍以上の取扱銘柄数を誇ります。
| 取引所名 | 取扱通貨数 |
|---|---|
| MEXC | 2,000種類以上 |
| BINANCE | 600種類以上 |
| Bybit | 130種類以上 |
| コインチェック | 31種類 |
この豊富な銘柄数により、MEXCはトレーダーに多様な投資機会を提供しています。主要な暗号資産（ビットコイン、イーサリアムなど）はもちろん、成長が期待される新興アルトコイン、DeFiトークン、メタバース関連トークン、ミームコイン、分散型科学（DeSci）プロジェクト、現実資産（RWA）トークンなど、様々なジャンルの暗号資産に投資することができます。
さらに、MEXCは新規暗号資産の上場スピードが非常に早いことでも知られています。例えば、ミームコインの一種であるSHIB（柴犬コイン）は、世界最大の取引所Binanceよりも1ヶ月早くMEXCに上場されました。また、トランプ前大統領が発行した公式コイン「TRUMP」も、他の取引所に先駆けていち早く上場させています。このように、MEXCは将来有望な暗号資産をいち早く取り扱うことで、トレーダーに先行者利益を得るチャンスを提供しています。
最大200倍のレバレッジで暗号資産（仮想通貨）FXができる
MEXCのもう一つの大きな魅力は、業界最高水準となる最大200倍のレバレッジ取引が可能な点です。この驚異的なレバレッジ倍率は、多くの競合取引所を大きく上回っています。例えば、Bybitの最大レバレッジは100倍、Bitgetでも125倍であるのに対し、MEXCでは200倍のレバレッジをかけることができます。国内取引所の最大レバレッジが2倍程度であることを考えると、その差は歴然としています。
| 取引所名 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| MEXC | 200倍 |
| Bybit | 100倍 |
| Bitget | 125倍 |
| Kucoin | 100倍 |
| Zoomex | 150倍 |
| 国内取引所 | 2倍程度 |
このハイレバレッジ取引には様々なメリットがあります。まず、少額の証拠金で大きな取引ができるという点です。例えば、1万円の証拠金に200倍のレバレッジをかければ、理論上は200万円分の取引が可能になります。これにより、小資金からでも大きな利益を狙うことができます。また、短期的な価格変動を活用したデイトレードやスキャルピングなど、様々な取引戦略を実行することができます。
MEXCの先物取引では、無期限先物契約「USDT-M」において、主要な取引ペアで最大200倍のレバレッジに対応しています。特に注目すべきは、MEXCでは登録直後からハイレバトレードを実践できる点です。他の取引所ではレバレッジに制限がある場合も多いですが、MEXCではそうした制限が少なく、より自由度の高い取引が可能です。
取引手数料が業界トップクラスに安い
MEXCは取引手数料が業界内でも極めて低水準であり、コスト意識の高いトレーダーから高い評価を得ています。特に先物取引においては、メイカー手数料が0％と驚異的な低さを実現しており、他社と比較しても圧倒的な優位性があります。
| 取引所 | 現物取引手数料（一般） |
|---|---|
| MEXC | 0.05％ |
| Bybit | 0.1％ |
| Bitget | 0.1％ |
| Kucoin | 0.1％ |
| Zoomex | 0.1％ |
現物取引の手数料を比較すると、MEXCの一般手数料率は0.05％で、Bybit、Bitget、Kucoinなどの他社が0.1％であることと比較して半額となっています。さらに特筆すべきは先物取引の手数料で、MEXCではメイカー手数料が0％、テイカー手数料が0.02％という業界最安水準の料率を提供しています。
| 取引所 | 先物取引手数料（一般） |
|---|---|
| MEXC | メイカー：0％ テイカー：0.02％ |
| Bybit | メイカー：0.02％ テイカー：0.055％ |
| Bitget | メイカー：0.02％ テイカー：0.06％ |
| Kucoin | メイカー：0.02％ テイカー：0.06％ |
| Zoomex | メイカー：0.02％ テイカー：0.06％ |
さらに、MEXCの独自トークン「MX」を活用すれば、手数料をさらに割り引くことが可能です。例えば、現物アカウントで500MX以上を24時間連続で保有すると最大50％の手数料割引が適用され、取引手数料をMXで支払うと20％の割引が適用されます。これらの割引を組み合わせることで、実質的な取引コストを大幅に削減できます。
取引コストの削減は、特に高頻度でトレードを行うトレーダーや微小な価格差を利用して利益を出すスキャルピング戦略を採用するトレーダーにとって重要です。MEXCの低手数料体系は、こうした取引スタイルを持つトレーダーにとって大きなメリットとなり、より効率的な資産運用を可能にします。
日本語対応と日本人サポートが充実している
MEXCは海外の暗号資産（仮想通貨）取引所でありながら、日本人ユーザー向けのサポートが非常に充実しています。この点は、海外取引所の利用に不安を感じる初心者や、英語が得意でない方にとって大きな安心材料となるでしょう。
まず、MEXCの公式サイトとスマホアプリは完全に日本語に対応しています。トップページから取引画面、アカウント設定、ヘルプページに至るまで、すべての画面が自然な日本語で表示されるため、初めての方でもスムーズに操作できます。特に取引画面の日本語表示は非常に重要で、注文タイプや取引条件などの専門用語も正確に翻訳されているため、誤操作によるリスクを減らすことができます。
さらに特筆すべきは、24時間365日対応の日本語カスタマーサポートが提供されている点です。チャットサポートでは日本語で質問すれば日本語で回答が返ってくるため、問題が発生した際も安心して相談することができます。実際に利用者の声として「対応が神」「細かい所まで親身に相談に乗ってくれる」といった高評価のコメントが多く見られます。
MEXCは日本語のコミュニティサポートも充実しています。日本語の公式Xアカウントでは最新情報やキャンペーン情報が日本語で発信されており、日本人ユーザー向けのイベントも定期的に開催されています。また、日本語の操作ガイドやFAQも用意されており、初心者でも自分で問題を解決できるようサポートされています。
このような充実した日本語サポートは、MEXCが日本市場を重視していることの表れであり、他の海外取引所と比較しても特に優れた点と言えるでしょう。海外取引所の利用に不安を感じていた方も、MEXCであれば言語の壁を心配することなく、安心して取引を始めることができます。
操作感が良く使いやすいインターフェース
MEXCの大きな魅力の一つに、シンプルで直感的に操作できるユーザーインターフェースがあります。取引画面や入出金画面など、すべての画面が使いやすく設計されており、初心者からベテランまで幅広いユーザーから高い評価を得ています。
MEXCの取引画面は、必要な情報が整理されて表示されており、視認性に優れています。チャート、注文板、注文フォームが適切に配置され、トレーダーが取引に集中できる環境が整っています。特にチャートツールは使いやすく、各種テクニカル指標やドローイングツールも充実しているため、高度な分析も可能です。TwitterではMEXCのFXチャートが「使いやすい」という評価が多く見られます。
入出金画面も非常にシンプルで、複雑な操作を必要とせず、数ステップで完了するように設計されています。特に送金手続きがスムーズで、アドレスのコピー＆ペーストや、QRコードでの読み取りなど、ミスを防ぐ工夫がされています。また、二段階認証などのセキュリティ設定も分かりやすく、安全性と利便性のバランスが取れています。
新銘柄の上場スピードが早い
MEXCは新しい暗号資産（仮想通貨）の上場スピードが業界でもトップクラスに早いことで知られています。この「上場の早さ」は、投資家にとって非常に重要な要素です。なぜなら、将来有望な暗号資産に早期から投資することで、大きなリターンを得るチャンスが増えるからです。
例えば、MEXCは2021年4月に人気ミームコインのSHIB（柴犬コイン）を上場させましたが、これは世界最大の取引所Binanceよりも1ヶ月早い出来事でした。当時のSHIBの価格はBinance上場時と比較して約110分の1だったため、MEXCのユーザーは非常に安い価格で購入するチャンスを得ることができました。その後SHIBは大きく価格が上昇したため、早期に投資した人々は大きなリターンを手にしました。
このような事例は他にも多く、MEXCは常に将来性のある新興プロジェクトをいち早く見つけ出し、迅速に上場させています。そのスピード感は他の取引所を圧倒しており、「MEXCの上場スピードは味方」「上場も早いですし、情報感度がすごい」といったユーザーの声も多く見られます。
MEXCが新規暗号資産の上場を早く行える理由の一つに、厳格ながらも効率的な審査プロセスがあります。MEXCは上場審査において、プロジェクトの技術的な価値、チームの信頼性、市場性、コミュニティの活発さなどを総合的に評価しています。この審査は厳しいものの、決定から実施までのプロセスが効率化されているため、適格と判断されたプロジェクトは迅速に上場が進められます。
また、MEXCは公式のSNSやニュースレターを通じて上場情報をいち早く発信しており、ユーザーは新しい投資機会を逃さずキャッチすることができます。これらの取り組みにより、MEXCは「新しい暗号資産にいち早くアクセスできる取引所」としての評判を確立し、多くの投資家から支持を得ています。特に市場のトレンドを先取りしたい積極的な投資家にとって、MEXCの早い上場スピードは大きな魅力となっています。
豪華なイベントやエアドロップが頻繁に開催
MEXCは様々なキャンペーンやイベントを頻繁に開催しており、ユーザーに多くの特典と楽しみを提供しています。これらのイベントは単なる販促活動にとどまらず、MEXCのコミュニティ形成にも大きく貢献しています。
特に注目すべきは、MEXCの「エアドロップ」イベントです。エアドロップとは、特定の条件を満たしたユーザーに無料で暗号資産を配布するイベントのことで、MEXCでは新規上場する暗号資産のエアドロップが頻繁に行われています。これにより、ユーザーはリスクなしで新しい暗号資産を獲得するチャンスを得ることができます。例えば、Twitterのフォローやリツイートなどの簡単なタスクを完了するだけで、エアドロップに参加できるケースも多いです。
また、MEXCでは「先物M-Day」と呼ばれる先物取引イベントも定期的に開催されています。このイベントでは、一定の取引量を達成したユーザーに報酬が分配されるもので、先物取引を日常的に行うトレーダーにとって嬉しい特典となっています。「豪華イベントを頻回に開催している」「イベントがパワーアップしてる」といったユーザーの声からも、MEXCのイベントが魅力的であることがうかがえます。
MEXCではIEO（Initial Exchange Offering）も積極的に実施しています。IEOは新規プロジェクトの暗号資産を先行販売するイベントで、MEXCの「ローンチパッド」プログラムを通じて行われます。これにより、ユーザーは上場前の暗号資産を安価で購入する機会を得ることができ、市場に出回る前に投資できるチャンスがあります。
さらに、MEXCには「Kickstarter」と呼ばれるユニークなプログラムもあります。これは新規上場を目指す暗号資産プロジェクトへの投票イベントで、投票に参加したユーザーに対して無料でトークンが配布される仕組みです。投票が成功すれば全参加者にトークンが配布され、失敗しても投票に使用した資金は返還されるため、リスクなく参加できます。
これらの豊富なイベントやキャンペーンは、MEXCのユーザーエンゲージメントを高めるとともに、新しい投資機会を提供する役割を果たしています。特に新しい暗号資産への投資機会を増やしたいユーザーや、リスクを抑えながら様々なプロジェクトに触れたいユーザーにとって、MEXCのイベント展開は大きな魅力となっています。
独自トークンMXの保有特典が魅力的
MEXCの独自トークン「MX」は、単なる取引所トークンの枠を超えた様々な特典と価値を持っています。MXトークンを保有することで、MEXCのエコシステム内で多くの優位性を得ることができ、多くのユーザーから支持を受けています。
MXトークンの最も基本的な特典は、取引手数料の大幅な割引です。現物アカウントで500MX以上を24時間連続で保有すると、取引手数料が最大50%割引されます。また、MXトークンで取引手数料を支払うと、現物取引では20%、先物取引では10%の追加割引が適用されます。これらの割引を組み合わせることで、実質的な取引コストを大きく削減することができます。
また、MXトークン保有者は新規上場暗号資産の先行販売「IEO」への優先参加権を得ることができます。MEXCの「ローンチパッド」では、保有するMXの量に応じて、上場前のトークンをより多く購入する権利が与えられます。これにより、将来有望なプロジェクトに早期から投資するチャンスが広がります。
| MXトークンの主な特典 | 詳細 |
|---|---|
| 取引手数料割引 | 最大50%の手数料割引、MXでの支払いで追加20%割引 |
| IEOへの優先参加 | 新規上場トークンの先行購入権 |
| ガバナンス参加 | 新規上場コインへの投票権 |
| エアドロップ特典 | MX保有者向けの無料トークン配布 |
| ステーキング報酬 | MX保有による追加収益 |
さらに、MEXCはMXトークン保有者に対して定期的に無料のトークンエアドロップを実施しています。「Kickstarter」や「Launchpool」といったプログラムを通じて、MXを保有しているだけで新規プロジェクトのトークンを無料で獲得することができます。特にKickstarterでは、MXを使って新規上場銘柄への投票を行うことで、投票に成功したプロジェクトのトークンを獲得できます。
MEXCは四半期利益の40%をMXトークンの買い戻しとバーン（焼却）に割り当てており、これによりMXトークンの価値の長期的な安定と成長を支えています。市場からトークンを買い戻して供給量を減らすことで、トークンの希少性を高め、価値の向上につなげる取り組みです。
このように、MXトークンはMEXCのエコシステム内で様々な特典と優位性をもたらすだけでなく、長期的な投資対象としても魅力的です。実際に取引をアクティブに行うユーザーはもちろん、MEXCの成長に長期的に投資したいユーザーにとっても、MXトークンの保有は大きなメリットをもたらします。
口座開設ボーナスや入金ボーナスが豪華
引用元：MEXC公式サイト
MEXCは新規ユーザーの獲得に積極的で、業界でも特に豪華な口座開設ボーナスや入金ボーナスを提供しています。これらのボーナスを活用することで、リスクを抑えながら取引を始めることができるため、特に暗号資産投資初心者にとって大きなメリットとなります。
MEXCの口座開設ボーナスは、最大10,500円相当が受け取れることもあります。これは他の取引所と比較しても非常に高額なボーナスで、登録して基本的なKYC（本人確認）を完了するだけで獲得できる場合もあります。また、紹介コード（招待コード）を利用して登録すると、さらに追加のボーナスが受け取れることもあります。
入金ボーナスに関しても、MEXCは非常に魅力的なプログラムを提供しています。例えば、初回入金時に最大1,000USDT（約15万円）相当のボーナスが受け取れるキャンペーンが開催されることもあります。また、入金額に応じて15%のキャッシュバックが受けられるキャンペーンなど、様々な特典が用意されています。
MEXCでは常時複数のキャンペーンが同時に進行しており、ボーナスを組み合わせることでさらにお得に取引を始めることができます。例えば、口座開設ボーナス、入金ボーナス、取引手数料割引などを全て活用すれば、初期投資のリスクを大幅に軽減しながら取引を始めることが可能です。
これらのボーナスは、通常、口座に直接入金されるか、特定の条件を満たすことで受け取ることができます。たとえば、一定期間内に特定の取引量を達成するとボーナスが解放されるといった形式です。ボーナスの多くはUSDTやBTC、ETHなどの主要暗号資産で支給されるため、そのまま取引に使用することができます。
特に注目すべきは、MEXCでは日本人向けに特化したキャンペーンも頻繁に開催されている点です。日本限定の大感謝祭や、日本のユーザーのみが参加できる特別ボーナスなど、日本市場を重視したキャンペーン展開も見られます。これらの豪華なボーナスやキャンペーンは、MEXCの新規ユーザー獲得と既存ユーザーの満足度向上に大きく貢献しており、多くのユーザーから高い評価を得ています。
セービングによる暗号資産（仮想通貨）運用が可能
MEXCの「セービング」サービスは、保有している暗号資産（仮想通貨）を預けて利息を得られる魅力的な運用方法です。このサービスを利用すれば、価格変動によるキャピタルゲインだけでなく、保有しているだけで追加の収益を得ることができます。特に長期保有を考えているホールダー（ガチホ）のユーザーにとって、資産を眠らせておくよりも有効に活用できる選択肢となります。
MEXCのセービングはBTCやUSDTをはじめとした数十種類の暗号資産に対応しており、「ロック付き」と「フレキシブル」の2種類のプランがあります。ロック付きセービングは一定期間（例：7日間、30日間、90日間など）資産をロックする代わりに、比較的高い利回りを提供します。一方、フレキシブルセービングは利回りは低めですが、いつでも引き出しが可能なため、流動性を確保しながら運用したい方に適しています。
| セービングタイプ | 特徴 | 向いているユーザー |
|---|---|---|
| ロック付き | 一定期間の引き出し制限あり、高い利回り | 長期保有予定のユーザー |
| フレキシブル | いつでも引き出し可能、利回りは低め | 流動性を重視するユーザー |
セービングの利用方法は非常に簡単で、MEXCのウォレット画面から「セービング」を選択し、預け入れたい暗号資産とプランを選ぶだけです。利息は通常、毎日または毎週自動的に付与され、場合によっては年利5%以上の魅力的な利回りを得ることも可能です。このような高い利回りは、伝統的な金融機関の定期預金と比較しても非常に魅力的と言えるでしょう。
MEXCのセービングサービスのもう一つの利点は、最小預け入れ額が比較的低く設定されていることです。少額からでも始められるため、初心者でも気軽に利用できます。例えば、10USDT程度からセービングを始めることができるプランもあり、小さな資金からでも複利効果を活用した資産形成が可能です。
ただし、セービングにも一定のリスクがあることを理解しておく必要があります。暗号資産自体の価格変動リスクはもちろんのこと、取引所のリスク（ハッキングや倒産など）も考慮しなければなりません。しかし、MEXCはセキュリティ対策に力を入れており、ユーザー資産の大部分をコールドウォレットで管理するなど、安全性を確保するための取り組みを行っています。
国内取引所では提供されていないことが多いセービングサービスは、MEXCを利用する大きなメリットの一つと言えるでしょう。ただ単に暗号資産を保有するだけでなく、効率的に運用してパッシブインカムを得たいユーザーにとって、MEXCのセービングは魅力的な選択肢となります。
MEXCのデメリット5選
MEXCは多くの魅力的な特徴を持つ暗号資産（仮想通貨）取引所ですが、完璧な取引所というものは存在しません。ここではMEXCを利用する際に理解しておくべき6つのデメリットを解説します。これらのデメリットを事前に把握しておくことで、より賢明な判断ができるようになるでしょう。
日本円での直接取引ができない
MEXCの最も大きなデメリットの一つは、日本円を使った直接取引ができない点です。日本の国内取引所では日本円で直接ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を購入できますが、MEXCでは日本円の入金や取引に対応していません。そのため、MEXCで取引するためには、まず他の方法で暗号資産を入手する必要があります。
MEXCで取引を行うための主な方法は以下の通りです。まず、国内の暗号資産取引所（コインチェックやビットフライヤーなど）で日本円を使って暗号資産を購入し、それをMEXCに送金する方法です。この方法では、送金手数料が発生する可能性や、複数の取引所の口座を管理する手間がかかります。送金ミスによる資産喪失のリスクも考慮する必要があります。
もう一つの方法は、MEXCでクレジットカードを使って暗号資産を直接購入する方法です。MEXCはVISAやMastercardなどの国際ブランドのクレジットカードに対応していますが、この方法では3〜5%程度の手数料が発生するため、コスト面では効率的とは言えません。また、カード発行会社によっては、暗号資産の購入に対して制限を設けている場合もあります。
P2P取引を利用して、個人間で日本円と暗号資産を交換する方法もありますが、取引相手とのトラブルリスクや、取引の複雑さから初心者には推奨されません。
これらの制約は、特に暗号資産取引の初心者や、手続きの簡便さを重視するユーザーにとっては大きな障壁となる可能性があります。日本円での直接取引ができないことで、取引の手間が増えるだけでなく、為替レートの変動リスクや複数回の手数料発生など、追加のコストとリスクを負うことになります。MEXCを利用する際は、これらの点を十分に理解し、適切な入金・出金戦略を立てることが重要です。
金融庁に未登録で規制リスクがある
MEXCは日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていない海外取引所です。実際、金融庁は2023年3月と2024年11月の2回にわたり、MEXCを含む複数の海外取引所に対して「日本居住者を相手方として無登録で暗号資産交換業を行っている」との警告を出しています。
金融庁への未登録は、日本のユーザーにとって以下のようなリスクをもたらす可能性があります。まず第一に、将来的に日本からのアクセスや利用が制限される可能性があります。もし金融庁が海外取引所に対する規制を強化した場合、MEXCは日本市場からの撤退や、日本居住者へのサービス提供停止を余儀なくされる可能性があります。そうなれば、日本人ユーザーは保有資産の移動を急いで行う必要が生じるかもしれません。
また、金融庁に登録されていないということは、日本の法的保護の対象外となる可能性があることを意味します。もしMEXCでトラブルが発生した場合、日本の法律に基づく補償や保護を受けられない可能性があります。例えば、ハッキングによる資産流出や、取引所の経営破綻などの事態が発生した場合、日本の法的枠組みの中での救済措置を期待することは難しいでしょう。
さらに、金融庁未登録の取引所での取引は、銀行や各種金融機関との関係において問題が生じる可能性もあります。一部の銀行では、未登録の暗号資産取引所への送金を制限しているケースもあります。また、将来的に資産の出所証明が必要になった場合にも、金融庁登録の取引所と比較して手続きが複雑になる可能性があります。
MEXCは日本市場を重視しており、日本語サポートの充実やキャンペーンの展開など様々な取り組みを行っていますが、規制環境の変化に伴うリスクは常に存在します。MEXCを利用する際には、これらのリスクを理解した上で、万一の事態に備えて資産分散や定期的なバックアップなどの対策を講じておくことが重要です。また、規制に関する最新の情報を常にチェックし、変化に応じて迅速に対応できるよう準備しておくことをおすすめします。
通知が多くて煩わしい
MEXCの利用者から頻繁に挙がる不満の一つに、アプリからの通知が非常に多いという点があります。特にスマートフォンアプリをインストールしている場合、価格変動の通知やキャンペーン情報、システムメンテナンスのお知らせなど、様々な通知が頻繁に届くことがあります。
特に問題となるのは、自分が関心を持っていない暗号資産の価格変動通知です。MEXCは2,000種類以上の通貨を取り扱っているため、設定によっては多数の通貨の価格変動通知が送られてくることになります。「興味のない通貨の価格変動通知が多すぎる」「MEXCの価格変動の通知がくそみたいなレート変化の通知がちょいちょい来てオフにできない」といった声が見られます。
また、MEXCはキャンペーンやイベントを頻繁に開催しているため、それらの案内通知も多く届きます。特に新規ユーザー向けのプロモーション通知は、すでにアカウントを持っている既存ユーザーにとっては無関係なものも多く、「毎日イベント案内のポップアップ3連続がうざくて仕方ない」といった不満の声も上がっています。
さらに、MEXCのアプリではログイン時や取引実行時にもポップアップメッセージが表示されることがあり、これらが複数連続で表示されると操作の妨げになることもあります。特に急いでいる時や、市場が急変動している時などは、こうした煩わしい通知が取引のタイミングを逃す原因になる可能性もあります。
これらの問題を軽減するためには、アプリの設定から通知設定を変更することが推奨されます。MEXCアプリでは「設定」→「通知設定」から、価格アラート、取引成立通知、システム通知などの各種通知をオン/オフすることができます。特に気になる通貨だけの価格アラートを設定するなど、必要最小限の通知に絞ることで、煩わしさを軽減することが可能です。
ただし、一部のユーザーからは「通知設定をオフにしても通知が来る」という報告もあり、通知システムに改善の余地があるようです。また、アプリではなくウェブブラウザ版を利用することで、不要な通知を避けることもできます。MEXCの運営側も、ユーザーからのフィードバックを受けて通知システムの改善に取り組んでいるようですが、現時点では通知の多さが利用時のストレス要因になる可能性があることは認識しておくべきでしょう。
マイナーな通貨の流動性が低い場合がある
MEXCは2,000種類以上の暗号資産を取り扱っており、その多彩な品揃えは大きな魅力ですが、一部のマイナーな通貨では流動性が極めて低いという問題があります。流動性とは、資産をどれだけ素早く、価格の大きな変動なしに売買できるかを示す指標で、取引の円滑さに直接関わる重要な要素です。
流動性の低さは具体的にどのような問題を引き起こすのでしょうか。まず、注文が約定しにくくなります。特に大量の売買を行いたい場合、十分な買い手や売り手が存在しないため、注文が部分的にしか成立しなかったり、長時間約定せずに待たされたりする可能性があります。これは市場の機会を逃す原因となり得ます。
また、流動性の低さは価格のスリッページ（注文時の表示価格と実際の約定価格との差）を大きくします。例えば、ある通貨を1,000円で購入しようとしても、実際には1,050円で約定してしまうといったことが起こり得ます。これは特に市場が急変動している時に顕著になり、予想外の損失を被る可能性があります。
さらに、流動性の低さは価格の急激な変動を引き起こしやすくなります。大口の売買注文が市場に与える影響が大きくなるため、価格が不安定になり、短時間で大幅な価格変動が起こることがあります。これは特に、ポジションを持っている投資家にとってはリスクとなります。
| 通貨の種類 | 流動性の特徴 | 取引リスク |
|---|---|---|
| メジャー通貨（BTC, ETHなど） | 高い流動性、狭いスプレッド | 低リスク |
| 中堅アルトコイン | 中程度の流動性 | 中程度のリスク |
| マイナー通貨・新興コイン | 低い流動性、広いスプレッド | 高リスク |
MEXCでは特に新規上場された通貨や、非常にニッチな市場向けの通貨で流動性の問題が顕著です。確かにこれらの通貨は将来性のある投資先かもしれませんが、流動性リスクを理解せずに投資すると、予期せぬ損失を被る可能性があります。
この問題に対処するためには、取引前に必ず注文板（オーダーブック）を確認し、十分な買い手や売り手が存在するかチェックすることが重要です。また、流動性の低い通貨では少額から取引を始め、徐々に取引量を増やしていくアプローチが推奨されます。さらに、指値注文を活用して価格を固定することで、スリッページによる不利な約定を避けることができます。MEXCも流動性向上のためにマーケットメイカープログラムなどを導入していますが、マイナー通貨の流動性問題は完全には解決されていないことを認識しておくべきでしょう。
資産運用サービスが他社と比べて充実していない
MEXCはトレーディングプラットフォームとしては優れた機能を持っていますが、資産運用サービスの面では他社と比較して選択肢が限られているという弱点があります。特に近年、暗号資産市場では単なる取引だけでなく、様々な資産運用手段を提供する取引所が増えていますが、MEXCではそうしたサービスが比較的少ないのが現状です。
例えば、BybitやBitgetなどの競合取引所では、「デュアル投資」と呼ばれる高利回りの構造化商品や、「Shark Fin」のような条件付き利回り商品など、多様な資産運用オプションを提供しています。これらの商品は、相場状況や投資家のリスク許容度に応じて選択できる柔軟性を持っています。しかし、MEXCではこうした構造化商品のラインナップが限られており、投資戦略の多様化が難しいという課題があります。
また、流動性マイニングやリキッドステーキングといった最新のDeFi（分散型金融）サービスへの対応も、競合他社と比較すると遅れています。これらのサービスは、暗号資産をより効率的に運用するための重要な手段となっていますが、MEXCでは限定的な提供にとどまっています。
MEXCが提供する主な資産運用サービスは、「セービング」と呼ばれる定期預金的な商品と、一部の暗号資産のステーキングサービスです。セービングは確かに安定した利回りを提供しますが、リターンの上限が他社の構造化商品と比較して低い傾向にあります。また、ステーキングサービスも対応通貨が限られており、特に新興のステーキング対応通貨への対応が遅れることがあります。
この資産運用サービスの不足は、特に長期保有（HODL）戦略を採用している投資家や、相場の横ばい期に安定した収益を求める投資家にとっては大きなデメリットとなります。単純に暗号資産を保有するだけでなく、それを活用して追加の収益を得たいと考えるユーザーにとっては、MEXCの提供するサービスだけでは物足りないと感じる可能性があります。
ただし、MEXCはトレーディング、特に先物取引に力を入れている取引所であり、取引手数料の安さや高いレバレッジなど、トレーディングに関しては優れた条件を提供しています。資産運用よりもアクティブなトレーディングに重点を置くユーザーにとっては、この点はあまり大きな問題にならないかもしれません。MEXCを選ぶ際は、自分の投資スタイルや目的に合わせて、こうした特性を考慮することが重要です。
こんな人におすすめ！MEXCが向いているトレーダー5選
MEXCの特徴や機能を踏まえると、特定のタイプのトレーダーにとって非常に魅力的な取引所と言えます。ここでは、MEXCが特に向いている5つのトレーダータイプを紹介します。自分の投資スタイルや目標に合っているかどうかを確認して、MEXCが自分に適した取引所かどうか判断する参考にしてください。
豊富な暗号資産（仮想通貨）を取引したい人
MEXCは2,000種類以上もの暗号資産を取り扱っているため、幅広い投資機会を求めるトレーダーに最適です。この豊富な銘柄数は、国内取引所の20〜30種類はもちろん、他の大手海外取引所（Binanceの約600種類、Bybitの約130種類など）と比較しても圧倒的に多い数字です。
多様な銘柄へのアクセスがあることで、投資ポートフォリオの分散化が容易になります。ビットコインやイーサリアムといった主要通貨だけでなく、DeFiトークン、NFT関連トークン、メタバース系トークン、ゲームフィトークンなど、様々なカテゴリーの暗号資産に投資することで、リスクを分散しながら成長セクターに投資できます。
また、MEXCでは、各種暗号資産の取引ペアも豊富に提供されています。例えば、USDTや他の主要暗号資産との取引ペアが多数用意されているため、様々な組み合わせでの取引戦略を実行できる点も魅力です。これにより、市場の状況に応じて柔軟に取引戦略を変更することができます。
さらに、MEXCでは新規上場銘柄の追加も非常に早いため、新しい有望プロジェクトにいち早く投資できる利点もあります。市場が新しい暗号資産の価値を認識する前に参入できれば、大きなリターンを得る可能性が高まります。
このように、幅広い銘柄で取引したい方、多様な投資機会を求める方、常に新しい投資先を探している方にとって、MEXCは理想的な取引環境を提供しています。ただし、銘柄が多いということは情報収集も大変になるため、自分なりの銘柄選定基準や投資戦略を持つことが重要です。MEXCの豊富な銘柄数を活かして、戦略的かつ多様な暗号資産ポートフォリオを構築したいトレーダーにとって、MEXCは強力なツールとなるでしょう。
ハイレバレッジで先物取引を行いたい人
MEXCの大きな特徴の一つは、最大200倍という業界最高水準のレバレッジ取引が可能な点です。この高いレバレッジ倍率は、少額の証拠金で大きな取引を行いたいトレーダーにとって非常に魅力的です。例えば、たった1万円の証拠金で最大200万円分のポジションを取ることができるため、資金効率を大幅に向上させることが可能です。
他の取引所と比較しても、MEXCのレバレッジ倍率は際立っています。例えば、Bybitは最大100倍、Bitgetでも125倍までであり、MEXCの200倍には及びません。国内取引所に至っては最大2倍程度と、比較にならないほどの差があります。このハイレバレッジを活用することで、市場の小さな動きからでも大きな利益を得ることが可能になります。
MEXCの先物取引では、無期限先物契約（USDT-M）において主要な取引ペアで200倍のレバレッジが利用可能です。また、取引の安全性を確保するための機能も充実しており、ストップロス（損切り）やテイクプロフィット（利益確定）などのリスク管理ツールも整っています。さらに、MEXCの先物取引のもう一つの魅力は、メイカー手数料が0%と業界最安水準であることです。これにより、頻繁に取引を行うトレーダーでも取引コストを抑えることができます。
MEXCでは先物保険基金という制度も設けられており、万が一の市場急変時にも一定の保護を受けられる仕組みになっています。BTC-USDTの取引ペアだけでも7,700万USDT以上の保険基金が用意されているため、安心して取引を行うことができます。
このように、MEXCは高いレバレッジを活用して大きなリターンを狙いたいトレーダーにとって理想的な環境を提供しています。特に、資金効率を重視するトレーダーや、市場の短期的な変動を捉えたデイトレードやスキャルピングを行うトレーダーにとって、MEXCのハイレバレッジ機能は大きな武器となるでしょう。ただし、高いレバレッジにはそれに見合ったリスクも伴うため、適切なリスク管理と取引経験が必要であることを忘れないでください。
マイナーな草コイン（アルトコイン）を探している人
MEXCはメジャーな暗号資産だけでなく、数多くのマイナーな草コイン（アルトコイン）も取り扱っています。草コインとは、時価総額が比較的小さく、メジャーな取引所ではまだ取り扱われていない新興の暗号資産のことです。これらの草コインは、大きな成長ポテンシャルを秘めている一方で、高いリスクも伴います。しかし、そのリスクを理解した上で戦略的に投資することで、大きなリターンを得られる可能性もあります。
MEXCの強みは、他の取引所よりも早く新しい草コインを上場させる点にあります。例えば、後に大人気となったミームコインのSHIB（柴犬コイン）は、Binanceよりも1ヶ月早くMEXCに上場されました。当時の価格はBinance上場時の約110分の1だったため、MEXCのユーザーは非常に早い段階で投資することができました。このような先行者利益を得られる機会が多いのがMEXCの大きな特徴です。
また、MEXCでは「Kickstarter」や「Launchpool」といったプログラムを通じて、新規プロジェクトへの投資機会も提供しています。Kickstarterでは、上場前のプロジェクトへの投票に参加することで、そのプロジェクトのトークンを無料で獲得できるチャンスがあります。これにより、リスクを抑えながら新興プロジェクトに触れることができます。
マイナーな草コインは、その性質上、情報が少なく、将来性の判断が難しい場合も多いですが、MEXCは新規上場コインに関する詳細な情報やプロジェクト概要を提供しています。これにより、投資家は草コインへの投資判断をより合理的に行うことができます。
草コイン投資は高リスク・高リターンの典型ですが、総投資額の一部を草コインに配分することで、ポートフォリオ全体のリターン向上を狙う戦略は多くの投資家に採用されています。MEXCは、そうした戦略を実行するのに最適な取引所と言えるでしょう。既存の大手暗号資産だけでなく、将来性のある新興コインにも投資したい方、市場の主流となる前に有望な暗号資産を発掘したい方にとって、MEXCは非常に価値のある取引プラットフォームとなります。
これから海外取引所デビューしたい人
海外の暗号資産（仮想通貨）取引所の利用を検討しているものの、言語の壁や操作の複雑さに不安を感じている方にとって、MEXCは海外取引所デビューの入り口として最適な選択肢です。MEXCの最大の強みの一つは、日本人ユーザー向けのサポートが非常に充実している点にあります。
まず、MEXCの公式サイトとスマホアプリは完全に日本語に対応しています。メニュー項目から取引画面、設定ページ、ヘルプドキュメントに至るまで、すべてが自然な日本語で表示されるため、英語に不安のある方でも迷うことなく操作できます。機械翻訳特有の不自然な訳文ではなく、理解しやすい日本語訳が提供されている点も大きな魅力です。
また、MEXCのカスタマーサポートも日本語に対応しており、問題が発生した際も母国語で相談できる安心感があります。海外取引所では英語でのサポートしか受けられないことが多い中、MEXCでは24時間365日、日本語で質問や相談ができます。実際のユーザーからも「対応が神」「細かい所まで親身に相談に乗ってくれる」といった高評価の声が上がっています。
MEXCのインターフェースは直感的でシンプルに設計されており、初心者でも迷わず操作できるよう工夫されています。特にウェブサイト版は使いやすいと評判で、取引画面の配置や機能へのアクセスがスムーズです。また、日本語の操作ガイドやチュートリアルも充実しており、初めて海外取引所を利用する方でも自信を持って取引を始められます。
さらに、MEXCでは日本人ユーザー向けに特化したキャンペーンも頻繁に開催されています。口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、お得な特典を活用して取引を始められるのも魅力の一つです。また、日本語の公式Xアカウントを通じて、最新情報やキャンペーン情報を日本語で入手できる点も便利です。
ただし、海外取引所を利用する際には、金融庁の未登録であることによるリスクや、日本円での直接取引ができないといった制約もあります。しかし、こうした点を理解した上で利用すれば、MEXCは国内取引所では得られない多様な投資機会や高いレバレッジ取引など、海外取引所ならではのメリットを日本語環境で享受できる貴重なプラットフォームです。海外取引所に初めて挑戦する方にとって、MEXCは比較的ハードルの低い、おすすめの選択肢と言えるでしょう。
豊富なキャンペーンを活用したい人
MEXCは常時複数のキャンペーンやイベントを開催しており、これらのプロモーションを上手く活用したいトレーダーにとって、非常に魅力的な取引所です。MEXCのキャンペーンは単なる宣伝活動に留まらず、実質的な収益機会やコスト削減につながる内容が多いため、積極的に参加することで大きなメリットを得ることができます。
まず、MEXCでは新規ユーザー向けの豪華なウェルカムキャンペーンを常時開催しています。口座開設ボーナスでは最大10,500円相当のボーナスが受け取れることもあり、初期投資のリスクを軽減しながら取引を始めることができます。また、初回入金キャンペーンでは、入金額に応じて最大1,000USDT相当のボーナスが獲得できることもあります。これらのボーナスは、実際の取引に使用できる資金として付与されることが多いため、すぐに取引を始めることができます。
定期的に行われる先物取引イベントも見逃せません。「先物M-Day」と呼ばれるイベントでは、一定の取引量を達成したユーザーに暗号資産やボーナスが分配されます。また、手数料無料キャンペーンも頻繁に開催されており、期間中は取引コストを大幅に削減することが可能です。特にMEXCでは先物取引のメイカー手数料が恒常的に0%となるキャンペーンが続いているため、コスト意識の高いトレーダーにとって大きなメリットとなっています。
MEXCの特徴的なイベントとして、「Kickstarter」と「Launchpool」も挙げられます。これらのプログラムでは、新規上場予定の暗号資産の投票に参加したり、特定の条件を満たしたりすることで、無料でトークンがエアドロップされる仕組みになっています。リスクなしでトークンを獲得できるこれらのイベントは、特に新興コインへの投資機会を求めるトレーダーに人気です。
さらに、MEXCでは日本人ユーザー向けに特化したキャンペーンも行われています。日本限定の大感謝祭や、日本のユーザーのみが参加できる特別ボーナスなど、地域特化型のプロモーションも魅力の一つです。Twitter上でも「MEXCは結構頻繁にイベントやってくれるから楽しい」「イベントがパワーアップしてる」といった評価の声が見られます。
これらの豊富なキャンペーンを最大限に活用するためには、MEXCの公式サイトやSNSを定期的にチェックし、最新情報をキャッチすることが重要です。特にX（旧Twitter）の日本語公式アカウントでは、日本向けの最新キャンペーン情報が頻繁に発信されています。キャンペーンを効果的に活用することで、リスクを抑えながら効率的に資産を増やしていくことができるでしょう。
MEXCの登録方法と基本的な使い方
MEXCを利用するには、まず口座開設から始める必要があります。ここではMEXCの登録方法から基本的な使い方まで、初心者の方でも分かりやすく解説します。手順に沿って進めれば、暗号資産（仮想通貨）取引をスムーズに始めることができます。
新規登録・口座開設の方法
MEXCの口座開設は非常に簡単で、わずか数分で完了します。必要なのはメールアドレスだけです。以下の手順に従って登録を進めましょう。
- まず、MEXCの公式サイトにアクセスし、メールアドレスの登録をします。
- メールアドレスを入力し、パスワードを設定します。パスワードは大文字、小文字、数字を含む8文字以上の強固なものにしましょう。
- 次に、利用規約に同意し「新規登録」ボタンをクリックします。登録したメールアドレスに確認コードが送信されるので、そのコードを入力して認証を完了させます。
この時点で基本的な口座開設は完了し、MEXCの基本機能を利用できるようになります。
なお、MEXCでは紹介コード（招待コード）を利用することで、取引手数料の割引やボーナスなどの特典を受けられることがあります。登録時に紹介コード欄があれば、お持ちのコードを入力することをおすすめします。例えば「VIP100」などの紹介コードを使用すると、最大8,000USDTのボーナスプログラムに参加できる場合があります。
登録が完了したら、まずはアカウントのセキュリティ設定を強化することをおすすめします。次のステップである二段階認証と本人確認を設定することで、アカウントの安全性が大幅に向上します。
二段階認証と本人確認（KYC）の設定
MEXCのアカウントセキュリティを高めるために、二段階認証の設定は必須です。また、出金限度額の引き上げなどのために本人確認（KYC）も設定しておきましょう。
二段階認証の設定は、まずMEXCにログイン後、画面上部の人型アイコンをクリックし、「セキュリティ」を選択します。ここではGoogle認証、メール認証、SMS認証など複数の認証方法が提供されています。特に安全性が高いのはGoogle認証アプリを使用した方法です。
Google認証を設定するには、まずスマートフォンにGoogle認証システムアプリをインストールします。次に、MEXCの認証設定画面でQRコードが表示されるので、アプリでスキャンします。アプリに表示された6桁の認証コードをMEXCの設定画面に入力すれば設定完了です。この設定により、ログインや出金などの重要な操作時に、追加の認証が必要になります。
本人確認（KYC）の設定は、同じく人型アイコンから「身分証明書」を選択します。MEXCではレベル1認証とレベル2認証があり、それぞれ設定する内容が異なります。レベル1認証では、国籍や氏名、生年月日などの基本情報を入力し、本人確認書類の種類と番号を登録します。レベル2認証では、本人確認書類の画像アップロードと顔認証が必要になります。
利用可能な本人確認書類は、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード（IDカード）の3種類です。これらのうちどれか1つを用意しておきましょう。本人確認が完了すると、1日あたりの出金限度額が最大200BTCまで引き上げられます。また、一部の特典やプロモーションへの参加資格も得られます。認証の審査結果は通常3営業日以内に通知されます。
セキュリティを高めるためにも、また取引をスムーズに行うためにも、MEXCアカウントを開設したら早めに二段階認証と本人確認の設定を済ませておくことをおすすめします。
MEXCへの入金方法と注意点
MEXCで取引を始めるには、まず資金を入金する必要があります。MEXCへの入金方法には主に2つの方法があります。1つ目は他の取引所やウォレットから暗号資産（仮想通貨）を送金する方法、2つ目はクレジットカードを使って直接暗号資産を購入する方法です。それぞれの入金方法と注意点について解説します。
仮想通貨での入金方法
暗号資産でMEXCに入金する方法は、コスト面で最も効率的な方法です。以下の手順で進めましょう。
- まず、MEXCにログインし、画面上部の「ウォレット」→「概要」の順に選択します。
- 次に「入金」ボタンをクリックして入金画面を開きます。
- 入金したい暗号資産（例：BTC、ETH、XRPなど）を選択し、使用するネットワーク（例：Bitcoin、ERC20、TRC20など）を選びます。※この際、送金元と同じネットワークを選択することが非常に重要です。ネットワークが異なると資金が失われる可能性があります。
- 入金通貨とネットワークを選択したら、「アドレス生成」ボタンをクリックします。
- 表示された入金アドレスをコピーして、送金元の取引所やウォレットの送金画面に貼り付けます。
- XRPなど一部の通貨ではメモ（タグ）が必要な場合もあるので、その場合はメモもコピーして入力してください。
送金操作を行うと、ブロックチェーンの処理時間に応じて（通常10分〜1時間程度）MEXCの口座に暗号資産が反映されます。初めて送金する場合は、まず少額でテスト送金を行うことをおすすめします。
クレジットカードでの入金方法
クレジットカードを使って直接暗号資産を購入する方法もあります。この方法は手続きが簡単ですが、手数料が比較的高いという点に注意が必要です。
- まず、MEXCにログインし、上部メニューの「OTC取引」から「デビット/クレジットカード」を選択します。
- 次に「第三者機関」を選びます。通常の「デビット/クレジットカード」では日本円での決済に対応していませんが、第三者機関を経由することで日本円決済が可能になります。
- 購入したい通貨を「受け取り予定」の欄で選択し、「支払い予定」の欄に購入金額を日本円で入力します。
- 次に、カードプロバイダー（支払いチャンネル）を選択します。※複数のプロバイダーがある場合は、手数料が最も安いものに「ベストプライス」と表示されているので、それを選ぶとよいでしょう。
- 免責事項を確認し、同意したら「続ける」ボタンを押します。
- プロバイダーの決済ページに遷移するので、クレジットカード情報（カード番号、有効期限、セキュリティコードなど）を入力して決済を完了させます。
決済が完了すると、購入した暗号資産がMEXCの口座に反映されます。
入金時の注意点
MEXCに入金する際には、いくつかの重要な注意点があります。
- まず、MEXCでは日本円での直接入金はできません。日本円を入金するには、上記のクレジットカード決済を利用するか、国内取引所で暗号資産を購入してからMEXCに送金する必要があります。
- 仮想通貨での入金時には必ず正しいネットワークを選択してください。例えば、ETHを送金する場合、ERC20、BEP20（BSC）、Arbitrumなど複数のネットワークがあります。送金元と送金先で異なるネットワークを選択すると、資金が失われる可能性があります。
- 入金アドレスとメモ（必要な場合）は必ず正確にコピー＆ペーストで入力してください。手入力はミスの原因となります。送金前に、アドレスの先頭と末尾の数文字が一致しているか必ず確認しましょう。
- クレジットカードでの購入時には、手数料が3〜5%程度発生します。例えば10万円分の暗号資産を購入すると、3,000〜5,000円の手数料がかかる可能性があります。頻繁に入金する場合や高額の入金を行う場合は、手数料の低い仮想通貨送金の方法を検討した方が経済的です。
初めての入金の場合は、システムやプロセスに慣れるために、まず少額でテスト入金を行うことをおすすめします。正常に反映されることを確認してから、より大きな額の入金を行いましょう。
MEXCからの出金方法
MEXCから暗号資産（仮想通貨）を出金する方法は比較的シンプルですが、いくつかの重要なステップがあります。以下の手順で安全に出金を行いましょう。
- まず、MEXCにログインし、画面上部の「ウォレット」→「概要」の順にクリックします。
- 次に「出金」ボタンをクリックして出金画面を開きます。
- 「トークンの詳細」欄から出金したい暗号資産を選択します。
- もし出金したい暗号資産が現物アカウントにない場合（例えば先物アカウントにある場合）は、先に資金振替を行う必要があります。
出金通貨を選択したら、以下の情報を入力します。
- まず、出金先のアドレスを入力します。※これは出金先の取引所やウォレットのアドレスで、コピー＆ペーストで正確に入力することが重要です。
- 次に、「利用可能なネットワーク」から適切なネットワークを選択します。出金先がサポートしているネットワークと同じものを選ぶ必要があります。XRPやEOSなど一部の通貨では、アドレスの他にMemo（タグ）の入力が必要な場合があります。
- そして、出金数量を入力します。最小出金額と手数料が表示されるので、それらを確認した上で出金数量を決定しましょう。「概要」欄には必要に応じてメモを入力できますが、これは任意です。
- 全ての情報を入力したら「確認」ボタンを押します。
- 次の画面でメール認証コードやGoogle認証コードなどのセキュリティ認証を行います。
- 認証が完了すると出金処理が開始され、通常10分〜1時間程度で出金先に反映されます。
出金時の注意点として、出金先のアドレスとネットワークの正確な選択が最も重要です。アドレスを間違えると資金が失われる可能性があり、間違ったネットワークを選択すると出金が失敗するか、最悪の場合は資金が失われることもあります。初めての出金の場合は、まず少額でテスト出金を行い、問題なく反映されることを確認してから本格的な出金を行うことをおすすめします。
また、MEXCでは出金時に二段階認証が必須となっています。出金前に認証が正しく設定されていることを確認しておきましょう。出金手数料は通貨やネットワークによって異なりますが、一般的にはBTCで0.0003BTC程度、ETH（ERC20）で0.001ETH程度です。手数料を抑えたい場合は、BSC（BEP20）などの代替ネットワークが利用できるか確認してみるとよいでしょう。
現物取引の始め方
MEXCで現物取引を始めるには、まず資金を入金してからいくつかの簡単なステップを踏む必要があります。現物取引とは、実際に暗号資産（仮想通貨）を購入・売却する最も基本的な取引形態です。以下で具体的な手順を解説します。
- まず、MEXCにログインし、画面上部の「取引」→「現物取引」の順に選択します。
- スマホアプリを使用している場合は、下部メニューの「取引」をタップします。
現物取引画面が開いたら、右側のメニューから取引したい通貨ペアを選択します。通貨ペアとは、売買する2つの通貨の組み合わせのことで、例えばビットコインをUSDTで購入したい場合は「BTC/USDT」を選びます。
希望する通貨ペアが見つからない場合は、検索ボックスを使って検索することができます。通貨ペアを選択すると、その通貨のチャートと注文板が表示されます。チャートでは価格の推移を確認でき、注文板では現在の売り買いの状況を確認できます。
取引を行うには、チャート下部の注文フォームを使用します。MEXCでは主に3種類の注文方法があります。
- 指値注文：購入または売却したい価格を自分で指定する方法
- 成行注文：現在の市場価格で即時に取引を成立させる方法
- ストップリミット注文：特定の価格に達したときに自動的に指値注文を出す方法
初心者の方は、まず「指値注文」か「成行注文」から始めるとよいでしょう。指値注文の場合は、希望する価格と数量を入力します。成行注文の場合は数量のみを入力します。注文内容を確認したら、買いたい場合は「購入」ボタン、売りたい場合は「売却」ボタンをクリックします。
注文が約定（成立）すると、購入した暗号資産がウォレットに反映されます。注文の状況は「注文履歴」タブで確認できます。指値注文の場合、注文が約定するまでに時間がかかることがあります。約定せずにキャンセルしたい場合は、注文履歴から該当する注文を選んで「キャンセル」ボタンを押します。
MEXCの現物取引では、取引手数料が発生します。一般的には取引額の0.05%程度ですが、キャンペーンなどにより変動することがあります。また、MEXCの独自トークン「MX」を保有していると手数料の割引が適用されることもあるので、頻繁に取引を行う方はチェックしてみるとよいでしょう。
現物取引は比較的リスクの低い取引方法ですが、暗号資産の価格変動リスクは常に存在します。特に初心者の方は、まず少額から取引を始め、徐々に慣れていくことをおすすめします。
先物取引のやり方
MEXCの先物取引は、レバレッジを活用してより大きな取引を行いたいトレーダーに人気です。先物取引はリスクも高いため、十分な知識と経験を持った上で行うことが重要です。以下でMEXCの先物取引の基本的なやり方を解説します。
①MEXCにログインし、画面上部の「先物取引」をクリック
MEXCでは「USDT-M」と「COIN-M」という2種類の先物取引が提供されています。USDT-Mは証拠金としてUSDTを使用する方式で、COIN-Mは各暗号資産を証拠金として使用する方式です。初心者にはUSDT-Mの方が分かりやすくおすすめです。
先物取引画面が開いたら、画面上部で取引ペアを選択します。例えば、ビットコインの先物取引をしたい場合は「BTC/USDT」を選びます。
②画面右側の取引パネルでトレードの設定を行う
まず、「クロス」か「分離」のマージンモードを選択します。クロスマージンでは口座の全残高が証拠金として使われるため、ロスカットされにくい反面、損失が大きくなる可能性があります。分離マージンでは指定した金額だけが証拠金となるため、最大損失額を限定できます。初心者には分離マージンが安全でおすすめです。
次に、レバレッジ倍率を設定します。MEXCでは最大200倍のレバレッジが可能ですが、高いレバレッジはリスクも高くなります。初心者は低めのレバレッジ（5倍〜20倍程度）から始めることをおすすめします。
③マージンモードとレバレッジを設定したら、注文内容を入力
注文方法（指値・成行など）、価格（指値の場合）、数量を設定します。また、利確（Take Profit）と損切り（Stop Loss）の価格も設定しておくと、リスク管理に役立ちます。これらの設定は「利確/損切り」ボタンから行えます。
すべての設定が完了したら、買いポジションを取りたい場合は「ロング」ボタン、売りポジションを取りたい場合は「ショート」ボタンをクリックします。注文が約定すると、ポジションを持った状態になります。
ポジションを決済（クローズ）したい場合は、注文フォームのタブを「クローズ」に切り替え、決済したい数量を入力して「ロングを決済」または「ショートを決済」ボタンを押します。部分的に決済することも可能です。
先物取引では、ポジションを保持している間「資金調達料」という手数料が発生することがあります。これは8時間ごとに発生し、市場の需給バランスによってプラスにもマイナスにもなります。また、レバレッジをかけすぎると、価格が少し変動しただけでロスカット（強制決済）される可能性があるため注意が必要です。
先物取引の4つの注文方法
MEXCの先物取引では、様々な状況に対応できるよう4つの主要な注文方法が提供されています。それぞれの特徴と使い方を理解しておくことで、より効果的なトレードが可能になります。
| 注文タイプ | 特徴 | メリット | 注意点 | 適している場面 |
|---|---|---|---|---|
| 指値注文 (Limit Order) | 希望価格を指定して注文 | 指定価格かそれより有利な価格でのみ約定 メイカー手数料が適用(MEXCでは現在0%) | 市場価格に達するまで約定しない | 価格を確定させたい場合 現在より安く買いたい/高く売りたい場合 |
| 成行注文 (Market Order) | 現在の市場価格ですぐに約定 価格指定なし、数量のみ入力 | 即時性が高い すぐにポジションを持てる/決済できる | 予想外の価格で約定する可能性あり テイカー手数料が適用(通常より高い) | 急いでポジションを持ちたい時 急いで決済したい時 |
| 条件付き注文 (Trigger Order) | 特定のトリガー価格に達すると自動的に注文が発動 「トリガー指値」と「トリガー成行」の2種類 | 自動的に注文が執行される 損切り・利確の自動化が可能 | 市場の急変時に意図した通りに執行されない場合も | 離れた価格をターゲットにする場合 損切り・利確の自動化 重要な価格レベルでの注文 |
| POST ONLY | 必ずメイカーとしてのみ約定する指値注文 | 常にメイカー手数料で取引可能 MEXCでは現在0%の手数料 | 即時約定が必要な場合には不向き テイカーになる場合は注文がキャンセル | 頻繁に取引を行うトレーダー 手数料コストを最小限に抑えたい場合 |
これらの注文方法を状況に応じて使い分けることで、より効果的なトレードが可能になります。例えば、エントリーには指値注文やPOST ONLYを使ってコストを抑え、急な相場変動時の損切りには条件付き注文（トリガー成行）を使う、といった組み合わせが考えられます。特に初心者の方は、まず指値注文と成行注文をマスターしてから、他の注文方法を徐々に試していくとよいでしょう。
まとめ
本記事では、MEXCの基本情報から評判、メリット・デメリット、そして具体的な使い方まで幅広く解説してきました。MEXCは2,000種類以上の豊富な暗号資産（仮想通貨）取引や、最大200倍のレバレッジ取引が可能な点が大きな魅力です。特に、取引手数料の安さや日本語サポートの充実など、日本人ユーザーにとっても使いやすい環境が整っています。これまでの記事の内容を要約すると以下のようになります。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| MEXCの主なメリット | • 豊富な取引ペアとアルトコインの品揃え • 最大200倍の高いレバレッジによる取引機会の拡大 • 業界トップクラスの低手数料 • 充実した日本語対応 • 新規上場コインへの早いアクセス • 豊富なキャンペーンやエアドロップ • 独自トークン「MX」による各種特典 |
| MEXCのデメリット | • 日本円での直接取引ができない • 金融庁に未登録であることによる規制リスク • 一部のマイナーコインでの流動性不足 • 他社と比較して資産運用サービスが充実していない • アプリの使いにくさを指摘する声がある |
| おすすめのトレーダー | • 多様な暗号資産に投資したい人 • ハイレバレッジ取引を活用したい人 • マイナーな草コイン（アルトコイン）を探している人 • これから海外取引所デビューしたい人 • 豊富なキャンペーンを活用したい人 |
MEXCを利用する際には、まず適切なセキュリティ設定（二段階認証など）を行い、少額からトレードを始めることをおすすめします。現物取引に慣れてから先物取引にチャレンジするなど、段階的にリスクを管理しながら取引の幅を広げていくアプローチが有効です。また、定期的にMEXCの公式サイトやSNSをチェックして、最新のキャンペーン情報やサービス更新情報を入手するとよいでしょう。
暗号資産投資にはリスクが伴いますが、MEXCの豊富な機能と使いやすさを活かすことで、より効果的な投資戦略を実行することができます。特に日本の取引所では取り扱いのない多様な暗号資産への投資機会は、分散投資を考える上で貴重な選択肢となるでしょう。
MEXCのアカウント開設は無料で、簡単な手続きで完了します。まずは口座を開設して、豊富なボーナスキャンペーンを活用しながら、暗号資産取引の可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
コメント