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dポイントで株や投資が始められる!初心者向けにdポイント投資の始め方や連携可能な証券口座などについて解説

2025 6/09
株
2025年6月9日
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毎月のスマホ代や買い物で貯まるdポイント、そのまま使うのはもったいないって知ってましたか?dポイント投資なら、現金ゼロで本格的な株式投資がスタートできるんです。「投資って難しそう」「お金がないから無理」と思っていた方でも、普段の生活で貯まったポイントを使って気軽にチャレンジできます。

特におすすめなのがマネックス証券のdポイント投資。1ポイントから投資でき、約1,800本の投資信託から自由に選択可能です。

しかも、dカード積立を使えば最大3.1%の超高還元率でポイントがザクザク貯まり、そのポイントをまた投資に回せる好循環が生まれる可能性があります。

この記事ではそんなdポイント投資に関して詳しく解説していきます!

目次

dポイント投資とは?株式投資でポイントを有効活用する仕組みを解説

dポイント投資とは、NTTドコモが提供するdポイントを使って投資信託や株式に投資できるサービスです。現金を使わずに余ったポイントで本格的な投資を始められるため、投資初心者から上級者まで幅広く活用されています。

従来の投資では現金での購入が一般的でしたが、dポイント投資では1ポイント1円として投資信託の購入に利用できます。ドコモの携帯料金やドコモ光の支払い、街でのお買い物で貯まったポイントを投資に回すことで、資産形成と節約を同時に実現できる画期的なサービスです。

dポイント投資の最大の特徴は、現金を使わずに投資体験ができることです。投資に興味はあるものの「損失が怖い」「まとまった資金がない」という方でも、普段の生活で貯まったポイントを活用して気軽に投資を始められます。

また、投資信託を保有しているだけでさらにdポイントが貯まるため、ポイントを使って投資をしながら新たなポイントも獲得できる好循環が生まれます。

現在、dポイント投資ができる主要なサービスにはマネックス証券、ドコモのdポイント投資、THEO + docomo、日興フロッギー + docomoなどがあります。それぞれ特徴が異なるため、自分の投資スタイルや目的に合わせて選択することが重要です。

マネックス証券のdポイント投資が最もおすすめな理由

引用元:マネックス証券

数あるdポイント投資サービスの中でも、マネックス証券のdポイント投資が最も優秀で実用的です。2024年9月に本格的にサービスを開始したマネックス証券は、他社にはない独自の強みを多数持っており、dポイントを使った投資を考えている方には第一候補として検討すべきサービスです。

マネックス証券の最大の強みは、本格的な証券会社としての豊富な投資商品ラインナップとdポイントサービスの融合を実現していることです。

単なるポイント投資サービスではなく、5大ネット証券の一角として長年の実績を持つマネックス証券だからこそ、安心して大切なポイントを預けることができます。

また、NTTドコモとの資本業務提携により、ドコモのサービスとの連携が他社よりも圧倒的に充実しています。dカード積立では業界最高水準の還元率を実現し、dアカウント連携により口座開設から投資まで一連の手続きが簡素化されています。

これにより、ドコモユーザーはもちろん、dポイントを活用したい全ての方にとって最適な投資環境が整っています。

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投資信託の買付でdポイントが使える唯一の証券会社

マネックス証券は、国内の主要ネット証券の中でdポイントを使って投資信託を直接購入できる唯一の証券会社です。他の証券会社では楽天ポイントやTポイントなどの対応はありますが、dポイントに対応している証券会社はマネックス証券のみとなっています。

このサービスでは、1ポイント1円換算で投資信託の購入に利用可能で、最低1ポイントから投資を始められます。月間の利用上限は50,000ポイントまで設定されており、まとまったポイントを持っている方でも十分に活用できる設計になっています。

特定口座、一般口座、NISA口座(つみたて投資枠を除く)すべてに対応しているため、自分の投資スタイルに合わせて柔軟に利用できます。

期間・用途限定ポイントも利用可能な点も大きなメリットです。通常のdポイントに加えて、キャンペーンなどで獲得した期間限定ポイントも投資に活用できるため、ポイントを無駄にすることなく資産形成に回せます。これにより、ポイントの有効期限を気にすることなく、計画的な投資が可能になります。

マネックス証券のdポイント投資は、約1,770本の豊富な投資信託ラインナップから選択できるため、自分の投資方針やリスク許容度に合わせて最適な商品を選ぶことができます。

インデックスファンドからアクティブファンド、海外投資まで幅広い選択肢があるのも、本格的な証券会社ならではの強みです。

保有しているだけで最大0.26%のdポイントが貯まる

マネックス証券では、投資信託を保有しているだけで月内平均残高に対して最大年率0.26%のdポイントが自動的に貯まります。これは投資信託の保有残高に応じて毎月付与される仕組みで、特別な手続きは必要ありません。NISA口座での保有分も対象となるため、税制優遇を受けながらポイントも獲得できます。

この保有ポイント制度は、他の主要ネット証券と比較しても業界トップクラスの水準です。

例えば、100万円の投資信託を保有していた場合、年間で最大2,600ポイントが自動的に貯まる計算になります。

長期投資を行う方にとっては、運用収益に加えてポイント収益も期待できる二重のメリットがあります。

付与されるポイントは通常のdポイントとして利用できるため、再投資に回すことで複利効果も期待できます。貯まったポイントをさらに投資信託の購入に充てることで、ポイントが投資を生み、投資がポイントを生む好循環を作り出すことが可能です。これにより、現金を追加投資することなく、資産の成長スピードを加速させることができます。

なお、一部の銘柄や口座では対象外となる場合があるため、詳細な条件については事前に確認することが重要です。

dアカウント連携を完了していることが前提条件となるため、サービス利用前には必ず連携手続きを行っておきましょう。

dカード積立で業界最高水準3.1%のポイント還元

引用元:マネックス証券-dカード積立

マネックス証券のdカード積立は、業界最高水準の最大3.1%ポイント還元を実現しており、クレジットカード積立サービスの中でも群を抜いた還元率を誇ります。

dカード、dカード GOLD、dカード PLATINUMの3種類のカードに対応しており、カードの種類や利用条件によって還元率が設定されています。

最も高い還元率3.1%が適用されるのは、dカード PLATINUMを利用し、入会初年度または月間ショッピング利用額が20万円以上の場合です。

この条件をクリアして毎月10万円の積立を行った場合、年間で最大37,200円分のdポイントを獲得できます。これは投資元本に対して実質的なボーナスとなるため、投資パフォーマンスの底上げ効果が期待できます。

他社のクレジットカード積立サービスと比較しても、マネックス証券の優位性は明らかです。楽天証券の楽天カードは最大1%、SBI証券の三井住友カードは最大1%となっており、マネックス証券のdカード積立は3倍以上の還元率を実現しています。

証券会社クレジットカード最大還元率年間獲得ポイント(月10万円積立)
マネックス証券dカード PLATINUM3.1%37,200ポイント
楽天証券楽天カード1.0%12,000ポイント
SBI証券三井住友カード1.0%12,000ポイント

年会費を考慮しても、一定以上の積立を行う方であれば十分にペイできる水準です。

dアカウント連携で簡単口座開設が可能

マネックス証券では、dアカウント連携により口座開設手続きが大幅に簡素化されています。dアカウントに登録されている個人情報を活用することで、通常の口座開設で必要な入力項目を減らし、よりスムーズに手続きを完了できます。これにより、投資を始めたいと思った時にすぐに行動に移すことができます。

dアカウント連携の最大のメリットは、口座開設時から即座にdポイントサービスを利用できることです。

通常であれば口座開設後に別途ポイントサービスの申込みが必要ですが、連携により最初の投資信託購入からdポイントを活用できます。これにより、投資開始までの期間を短縮し、機会損失を防ぐことができます。

また、ドコモ回線を利用している方の場合、回線契約情報との整合性確認により本人確認手続きもより簡便になります。ただし、回線契約者・利用者・dポイントクラブ会員の氏名・生年月日がすべて一致している必要があるため、事前に確認しておくことが重要です。

dアカウント連携は、マネックス証券の既存顧客も後から設定可能です。すでにマネックス証券に口座を持っている方でも、dアカウント連携を行うことで保有しているマネックスポイントがdポイントに自動移行され、より汎用性の高いポイントとして活用できるようになります。

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dポイント投資を始める前に!効率的なdポイントの貯め方

dポイント投資を最大限活用するためには、まず効率的にdポイントを貯める仕組みを構築することが重要です。投資に使えるポイントが多ければ多いほど、資産形成への貢献度も高くなります。

特にドコモのサービスを組み合わせることで、毎月安定的に大量のdポイントを獲得できる環境を作ることが可能です。

効率的なdポイント獲得の基本は、生活に必要な固定費をすべてドコモサービスに集約することです。スマホ料金、インターネット回線、電気料金といった毎月必ず発生する支出をドコモ関連サービスに変更するだけで、年間数万ポイントの獲得も現実的になります。

これらのポイントを投資に回すことで、実質的に生活費の一部を資産形成に振り向けることができます。

また、dカードとの組み合わせにより相乗効果を生み出すことも重要なポイントです。ドコモのサービス利用料金をdカードで支払うことで、基本ポイントに加えてカード利用ポイントも獲得でき、ポイント還元率を最大化できます。さらに、日常の買い物でもdポイントが貯まる加盟店を積極的に利用することで、投資原資となるポイントを効率的に蓄積できます。

ここでは、dポイント投資を本格的に始める前に知っておくべき、最も効率的なdポイントの貯め方を5つのカテゴリに分けて詳しく解説します。

これらの方法を組み合わせることで、月数千ポイントから数万ポイントの獲得も可能になり、投資を通じた資産形成のスピードを大幅に加速できます。

ドコモ5Gでスマホ料金の最大10%ポイント還元

引用元:ドコモ公式

ドコモ5G回線の利用は、dポイントを最も効率的に貯められる方法の一つです。ドコモの料金プラン「eximo」「irumo」では、dカード GOLDまたはdカード PLATINUMでの支払いにより、月額料金1,000円(税抜)ごとに最大10%のdポイントが還元されます。

例えば月額8,000円のプランを利用している場合、年間で最大9,600ポイントを獲得できます。

さらに注目すべきは、dカード PLATINUMを利用した場合の高還元率です。入会初年度は無条件で20%還元、2年目以降も月間ショッピング利用額に応じて10%〜20%の還元率が適用されます。

月間ショッピング利用額が20万円以上の場合は20%還元となるため、月額10,000円のスマホ料金であれば年間24,000ポイントの獲得が可能です。

ドコモ5Gの魅力は通信品質の高さにもあります。全国的に安定した高速通信が利用できるため、他社から乗り換えても通信品質に不満を感じることは少ないでしょう。5G対応エリアも急速に拡大しており、将来的な通信環境の向上も期待できます。

また、ドコモの料金プランは家族割引やセット割引も充実しているため、家族でまとめて乗り換えることでさらなるメリットを享受できます。

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ドコモ光で毎月の通信費から最大10%ポイント還元

引用元:ドコモ光×GMOとくとくBB

ドコモ光は、インターネット回線料金からも効率的にdポイントを貯められるサービスです。月額料金5,720円(税込、戸建てタイプ)または4,400円(税込、マンションタイプ)をdカード GOLDで支払うことで、月額料金1,000円(税抜)ごとに10%のdポイントが還元されます。年間で約6,000〜7,000ポイント程度の獲得が可能です。

ドコモ光の大きなメリットは、ドコモスマホとのセット割引「ドコモ光セット割」が適用されることです。スマホ料金から月額最大1,100円(税込)の割引が受けられるため、実質的な通信費負担を軽減しながらポイントも獲得できます。

4人家族でドコモスマホを利用している場合、月額最大4,400円の割引となり、年間52,800円もの節約効果があります。

契約タイプ月額料金(税込)年間獲得ポイント(10%還元)セット割引
戸建てタイプ5,720円約6,280ポイント最大1,100円/月
マンションタイプ4,400円約4,840ポイント最大1,100円/月

また、ドコモ光では高品質なインターネット接続サービスも提供されています。最大1Gbpsの高速通信が利用でき、プロバイダも20社以上から選択可能です。

特にGMOとくとくBBやOCNなどの人気プロバイダでは、WiFiルーターの無料レンタルや訪問サポートなどの特典も充実しています。

ドコモ光でのポイント獲得は、現在フレッツ光や他社光回線を利用している方、インターネット料金を見直したい方、ドコモスマホとのセット割引を活用したい方におすすめです。

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ドコモでんきで電気料金の最大10%ポイント還元

引用元:ドコモでんき

ドコモでんきは、毎月の電気料金からdポイントを獲得できる電力サービスです。「ドコモでんき Green」と「ドコモでんき Basic」の2つのプランがあり、特にGreenプランではdカード GOLD支払いにより電気料金の最大10%がdポイントで還元されます。

一般的な家庭の電気料金が月額10,000円程度の場合、年間で約12,000ポイントの獲得が可能です。

ドコモでんき Greenの特徴は、CO2排出量実質ゼロの再生可能エネルギーを使用していることです。環境に配慮した電力を利用しながらポイントも貯められるため、ESG投資に関心のある方にも最適です。

また、電気料金は地域の大手電力会社と同等水準に設定されているため、電気代が大幅に高くなる心配もありません。

さらに、dカード GOLD会員限定の特別還元率も魅力的です。通常の電気料金支払いでは3%〜6%の還元率ですが、dカード GOLDでの支払いに限り最大10%まで還元率がアップします。

また、ドコモスマホやドコモ光との組み合わせにより、総合的なポイント獲得効率をさらに高めることができます。

電力会社の切り替えは、現在の電力会社への解約手続きは不要で、ドコモでんきへの申込みだけで完了します。工事費用や初期費用は一切かからず、切り替え後も電気の品質や停電リスクは従来と変わりません。

ドコモでんきでのポイント獲得は、電気料金を見直したい方、ドコモサービスをまとめて利用してポイント効率を最大化したい方に特におすすめです。

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dカード・dカード GOLDでの決済ポイント

引用元:ドコモ-dカード

dカードおよびdカード GOLDは、日常の決済で効率的にdポイントを貯められる必須アイテムです。基本還元率は1.0%で、100円(税込)の利用ごとに1ポイントが貯まります。

年間100万円の利用があれば10,000ポイントとなり、このポイントをすべて投資に回すことで資産形成を加速できます。

dカード GOLDの場合は、年間利用額に応じた特典ポイントも魅力的です。年間100万円以上の利用で11,000円相当、200万円以上で22,000円相当のポイントが特典として付与されます。

年会費11,000円(税込)を考慮しても、年間100万円以上利用する方であれば実質的にプラスとなる計算です。

さらに注目すべきは、dカード特約店での高還元率です。スターバックス、ドトール、マツモトキヨシ、ENEOS、JALなどの特約店では、通常の1%に加えて店舗独自のポイントが上乗せされます。

例えばスターバックスカードへのチャージでは4%還元、ENEOSでの給油では2%還元となり、利用する店舗を意識するだけで大幅にポイント獲得効率を向上できます。

カードの種類年会費基本還元率年間特典
dカード永年無料1.0%なし
dカード GOLD11,000円1.0%年間100万円利用で11,000円相当
dカード PLATINUM29,700円1.0%年間100万円利用で11,000円相当

dカードでの決済ポイント獲得は、日常的にクレジットカードを利用する方、特約店を頻繁に利用する方、年間100万円以上のカード利用がある方に特におすすめです。

電子マネーiDも搭載されているため、少額決済でも便利に利用できます。

dカード公式サイトへ

d払い・dポイント加盟店での利用

d払いとdポイント加盟店の活用は、日常の買い物でdポイントを効率的に貯める基本戦略です。d払いでは200円(税込)につき1ポイント(0.5%還元)が貯まり、さらにdポイントカードの提示により加盟店ポイントも獲得できるため、ポイントの二重取りが可能になります。

特に効果的なのは、「d曜日」(毎週金曜・土曜)のネットショッピング利用です。d払いを利用してキャンペーンにエントリーすると、最大4%のポイント還元が受けられます。

例えば、d曜日にAmazonで50,000円の買い物をした場合、通常の0.5%に加えて3.5%の特別還元により、合計2,000ポイントを獲得できます。

dポイント加盟店では、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ファストフード店など身近な店舗でポイントが貯まります。

ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ココカラファイン、マクドナルド、ミスタードーナツなど、日常的に利用する機会の多い店舗が多数含まれているため、意識的に利用することで月数百ポイントから千ポイント以上の獲得も可能です。

また、ネットショッピングでのd払い利用も見逃せません。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、メルカリなどの主要ネットショップでd払いが利用でき、それぞれで0.5%〜1.0%のポイント還元が受けられます。

高額な商品購入時にd払いを選択するだけで、まとまったポイントを獲得できます。

d払い・dポイント加盟店でのポイント獲得は、日常的にコンビニやドラッグストアを利用する方、ネットショッピングを頻繁に行う方、キャンペーンを活用してポイント還元率を最大化したい方におすすめです。

スマホアプリで簡単に利用できるため、現金派の方でもキャッシュレス決済を始めやすいサービスです。

マネックス証券dカード積立の圧倒的なメリット

マネックス証券のdカード積立は、投資信託の積立投資における業界最高水準のサービスとして多くの投資家から注目を集めています。

2024年7月にサービスが開始されて以来、そのメリットの大きさから急速に利用者が増加しており、特にdポイントを効率的に活用したい投資家にとって必須のサービスとなっています。

従来のクレジットカード積立サービスと比較して、マネックス証券のdカード積立が圧倒的に優れている理由は複数あります。最も注目すべきは業界最高水準の還元率ですが、それ以外にもNISA口座での利用可能性、年間獲得ポイントの多さ、他社サービスとの比較優位性など、総合的にメリットが多い点が特徴です。

特にdカード PLATINUMを利用した場合の3.1%還元は、他の証券会社では実現できない圧倒的な水準です。これにより、積立投資を行いながら実質的な投資元本を増加させることができ、長期的な資産形成において大きなアドバンテージを得ることができます。

また、NISA口座でも同様の高還元率が適用されるため、税制優遇と高還元率の両方のメリットを同時に享受できます。

ここでは、マネックス証券dカード積立の具体的なメリットを4つの観点から詳しく解説し、なぜ他社サービスを圧倒する魅力があるのかを明確にします。投資信託の積立投資を検討している方、より効率的なポイント獲得を目指している方には特に重要な情報となるでしょう。

業界最高水準3.1%の高還元率を実現

マネックス証券のdカード積立における最大3.1%の還元率は、クレジットカード積立サービスにおいて業界最高水準です。この還元率は、dカード PLATINUMを利用し、入会初年度または月間ショッピング利用額が20万円以上の条件を満たした場合に適用されます。

他社のクレジットカード積立サービスが軒並み1%前後の還元率に留まる中、3倍以上の還元率を実現している点は革命的です。

dカード PLATINUMの還元率は、月間のショッピング利用額に応じて段階的に設定されています。月間利用額が10万円未満の場合は1.1%、10万円以上20万円未満で2.1%、20万円以上で3.1%となります。

入会初年度は利用額に関係なく3.1%が適用されるため、初年度は確実に最高還元率でのスタートが可能です。

また、dカード GOLDやdカードでも高い還元率が設定されています。dカード GOLDでNISA口座を利用した場合は一律1.1%、dカードでは積立金額に応じて0.2%〜1.1%の還元率となります。

年会費無料のdカードでも月5万円までは1.1%の還元率が適用されるため、投資初心者でも高還元率の恩恵を受けることができます。

カードの種類条件還元率年会費
dカード PLATINUM月間利用額20万円以上3.1%29,700円
dカード GOLDNISA口座利用1.1%11,000円
dカード月5万円まで1.1%無料

業界最高水準の還元率は、積立投資を本格的に行いたい方、ポイント獲得効率を最大化したい方、dカード PLATINUMの年会費をペイできる利用額がある方に特におすすめです。

年間最大37,200円分のdポイント獲得可能

マネックス証券のdカード積立では、年間最大37,200円分という圧倒的な金額のdポイントを獲得できます。これは、dカード PLATINUMで3.1%還元の条件を満たし、毎月10万円の上限まで積立投資を行った場合の計算です。

年間120万円の積立投資に対して37,200円のポイント還元は、実質的に約3%の投資元本増加効果をもたらします。

この37,200ポイントの価値を具体的に考えると、dカード PLATINUMの年会費29,700円を大幅に上回る金額です。つまり、クレジットカードの年会費を支払ってもなお、年間7,500円以上のプラスとなる計算になります。さらに、dカード PLATINUMには空港ラウンジ利用、旅行保険、ダイニング特典など年会費以上の価値がある付帯サービスも含まれているため、総合的なメリットは非常に大きくなります。

年間獲得ポイントの活用方法も多様です。獲得したポイントを再投資に回すことで複利効果を得ることができ、長期的な資産形成において大きなアドバンテージとなります。

37,200ポイントを年利5%で20年間運用した場合、約98,000円まで成長する計算になります。

これにより、ポイント還元が長期的な資産形成に与える影響の大きさが理解できるでしょう。

また、dカード GOLDでも年間13,200円分のポイント獲得が可能です(NISA口座で月10万円積立の場合)。年会費11,000円を考慮しても年間2,200円のプラスとなり、さらにドコモサービス利用でのポイント還元も合わせると、総合的なメリットは年会費を大幅に上回ります。

年間最大37,200円分のポイント獲得は、積立投資に本腰を入れたい方、ポイントを再投資して複利効果を狙いたい方、dカード PLATINUMの特典を最大限活用したい方に特に魅力的なメリットです。

楽天証券・SBI証券を上回る還元率

マネックス証券のdカード積立は、業界大手の楽天証券やSBI証券のクレジットカード積立を還元率で大幅に上回っています。楽天証券の楽天カードは代行手数料0.4%未満の銘柄では0.5%還元、SBI証券の三井住友カードは前年利用額100万円以上でも1.0%還元に留まります。

マネックス証券の最大3.1%還元は、これらを3倍以上上回る圧倒的な水準です。

特に注目すべきは、楽天証券の制約の多さとの比較です。楽天証券では代行手数料率によって還元率が変動し、人気の高いeMAXIS Slimシリーズなどのインデックスファンドでは0.5%還元となってしまいます。

一方、マネックス証券では投資信託の種類に関係なく一律の還元率が適用されるため、低コストのインデックスファンドでも高還元率の恩恵を受けることができます。

SBI証券との比較では、条件の複雑さと還元率の低さが際立ちます。SBI証券の三井住友カード プラチナプリファードでは最大3%還元が可能ですが、前年利用額500万円という非現実的な条件が必要です。

マネックス証券のdカード PLATINUMは月間利用額20万円(年間240万円)で3.1%還元が適用されるため、はるかに現実的で達成しやすい条件となっています。

証券会社クレジットカード還元率条件・制約
マネックス証券dカード PLATINUM3.1%月間利用額20万円以上
楽天証券楽天カード0.5%〜1.0%代行手数料率により変動
SBI証券三井住友カード0.5%〜1.0%前年利用額により変動
SBI証券プラチナプリファード3.0%前年利用額500万円以上

さらに、マネックス証券では投資信託の保有によるポイント付与も併用できるため、トータルでの還元率はさらに高くなります。

楽天証券やSBI証券を上回る還元率は、他社から乗り換えを検討している方、より高い還元率を求める方、シンプルで分かりやすい条件を好む方に大きなメリットをもたらします。

NISA口座での積立投資にも対応

マネックス証券のdカード積立は、NISA口座(成長投資枠)でも同様の高還元率が適用される点で他社サービスを大きく上回ります。多くの証券会社ではNISA口座でのクレジットカード積立に制限があったり、還元率が下がったりしますが、マネックス証券では課税口座と同等の条件でNISA積立が可能です。

これにより、税制優遇と高ポイント還元の両方のメリットを同時に享受できます。

特にdカード GOLDを利用した場合、NISA口座では積立金額に関係なく一律1.1%の還元率が適用されます。

通常の課税口座では月5万円を超える部分の還元率が下がるdカード GOLDですが、NISA口座なら月10万円まで1.1%還元が続くため、NISA口座の方が有利な条件となっています。

年間120万円のNISA積立で13,200円分のポイントを獲得しながら、運用益は非課税で受け取ることができます。

また、つみたてNISAと成長投資枠の使い分けも可能です。つみたてNISAは自動積立で長期・分散・積立投資を継続し、成長投資枠ではdカード積立によるポイント獲得を重視するという戦略が取れます。

年間投資枠360万円のうち、成長投資枠240万円分をdカード積立で行えば、最大で年間25,920円分のポイントを獲得しながら非課税投資が可能になります。

NISA口座でのdカード積立には、投資信託の保有によるポイント付与も適用されます。積立時のポイント還元に加えて、保有残高に応じた年率最大0.26%のポイント付与も受けられるため、ダブルでポイントを獲得できます。

これにより、NISA口座での長期投資がさらに魅力的な選択肢となります。

NISA口座での積立投資対応は、税制優遇を最大限活用したい方、つみたてNISAと成長投資枠を使い分けたい方、非課税投資でもポイント還元を重視したい方に特におすすめの機能です。

dポイント投資のメリット・魅力

dポイント投資は、従来の現金投資にはない独特のメリットと魅力を持っており、投資初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。最大の特徴は、普段の生活で自然に貯まるポイントを投資に活用できることで、これにより投資への心理的ハードルを大幅に下げることができます。

現金での投資では躊躇してしまう方でも、ポイントなら気軽に始められるという声が多く聞かれます。

また、dポイント投資はリスクとリターンの両面で独自の価値を提供しています。

元々が実質的に「おまけ」として獲得したポイントを使うため、損失に対する心理的な負担が軽く、長期投資の継続がしやすいという特徴があります。

一方で、投資することでさらにポイントが貯まる仕組みもあり、好循環を生み出すことが可能です。

さらに、資産形成の入口としての役割も重要です。dポイント投資で投資の基本を学び、市場の値動きに慣れてから現金での本格投資に移行するという活用方法も多く見られます。

少額から始められるため、投資の勉強代として考えても非常にコストパフォーマンスの良い選択肢となっています。

ここでは、dポイント投資が持つ4つの主要なメリットについて詳しく解説します。

余ったdポイントを有効活用できる

dポイント投資の最も分かりやすいメリットは、日常生活で貯まった余剰ポイントを資産形成に活用できることです。ドコモの携帯料金、ドコモ光の支払い、街での買い物、dカードの利用などで自然に蓄積されたdポイントを、従来は日用品や食品の購入に使うことが一般的でした。

しかし、dポイント投資により、これらのポイントを将来の資産形成に振り向けることが可能になりました。

特に有効なのは、期間・用途限定ポイントの活用です。キャンペーンなどで獲得した期間限定ポイントは、有効期限内に使い切れずに失効してしまうケースが多くありました。

マネックス証券のdポイント投資では、これらの期間限定ポイントも投資信託の購入に利用できるため、ポイントを無駄にすることなく資産形成に活用できます。

また、少額のポイントも積極的に投資に回せる点も魅力です。通常の買い物では端数として残ってしまう数百ポイント程度でも、投資信託なら1ポイントから購入可能です。これにより、ポイント残高を常にゼロ近くまで有効活用でき、無駄なくポイントを資産に変換できます。

年間を通じて考えると、このような小さなポイントの積み重ねが意外に大きな金額になることも少なくありません。

ポイントの種類従来の使い方dポイント投資での活用
通常ポイント買い物での値引き投資信託購入で資産形成
期間限定ポイント期限内消費または失効失効前に投資で有効活用
端数ポイント使いきれずに残る1ポイントから投資可能

余剰ポイントの有効活用は、ポイントを貯めているが使い道に困っている方、期間限定ポイントをよく失効させてしまう方、少額でも資産形成を始めたい方に特におすすめです。

投資初心者でも気軽に始められる

dポイント投資は、投資初心者にとって理想的な投資デビューの機会を提供しています。現金での投資では「損失が怖い」「まとまった資金がない」「何から始めればいいか分からない」といった不安が投資開始の大きな障壁となりがちです。

しかし、ポイントでの投資なら、これらの心理的ハードルを大幅に下げることができます。

最も重要なのは、「失ってもダメージが少ない」という安心感です。現金を投資して損失が出た場合は実際の財産が減少しますが、ポイント投資の場合は元々が「おまけ」として得たものです。このため、市場の値動きに一喜一憂することなく、冷静に投資の勉強ができます。

初心者が投資で最も学ぶべき「感情をコントロールする」という技術を、リスクを抑えながら身につけることができます。

また、少額から始められるため投資の基本を学習しやすい点も大きなメリットです。100ポイントや1,000ポイントといった少額から投資信託を購入でき、値動きを観察しながら投資の仕組みを理解できます。

投資信託の基準価額の変動、分配金の仕組み、リスクとリターンの関係など、投資の基本概念を実体験を通じて学べるのは非常に価値の高い経験です。

さらに、マネックス証券の充実したサポート体制も初心者には心強い要素です。投資信託の選び方ガイド、市場レポート、投資セミナーなど、初心者向けの教育コンテンツが豊富に用意されています。

分からないことがあれば専用のサポートダイヤルで相談もでき、投資初心者でも安心して始められる環境が整っています。

投資初心者への優しさは、これまで投資経験がない方、少額から投資を始めたい方、投資の勉強をしながら実践したい方、リスクを抑えて投資デビューしたい方に特に魅力的なポイントです。

現金を使わずにリスク分散投資が可能

dポイント投資では、現金を一切使わずに本格的なリスク分散投資を実現できます。マネックス証券では約1,770本の投資信託から選択できるため、国内外の株式、債券、不動産投資信託(REIT)、コモディティなど、様々な資産クラスへの分散投資が可能です。

これにより、ポイントのみで世界中の資産に投資し、リスクを分散させた安定的なポートフォリオを構築できます。

特に効果的なのは、地域分散とアセット分散の組み合わせです。例えば、全世界株式インデックスファンドで地域分散を図りながら、バランスファンドで株式と債券の比率を調整することができます。

先進国と新興国への分散、国内と海外への分散など、従来は数十万円から数百万円の資金が必要だった本格的な分散投資を、数千ポイントから始めることができます。

また、時間分散投資も現金を使わずに実現可能です。毎月一定額のポイントを投資信託に充てることで、ドルコスト平均法による時間分散効果を得られます。市場の高値でも安値でも一定額を投資し続けることで、平均取得単価を安定させ、長期的なリスクを低減できます。

この戦略は現金投資でも有効ですが、ポイント投資なら心理的な負担なく継続できます。

分散投資の種類投資対象例期待効果
地域分散全世界株式インデックス特定国のリスク回避
アセット分散株式・債券バランスファンド資産価格変動の安定化
時間分散毎月定額ポイント投資平均取得単価の安定化
セクター分散テーマ別ファンド組み合わせ業界リスクの分散

現金を使わないリスク分散投資は、投資資金に余裕がない方、まずは分散投資の効果を体験したい方、現金は別の用途に温存しておきたい方、ポートフォリオ理論を実践的に学びたい方に特に適しています。

投資しながらさらにdポイントが貯まる

dポイント投資の最も魅力的な特徴の一つは、投資を行うことでさらにdポイントが貯まる好循環システムです。マネックス証券では、投資信託を保有しているだけで月内平均残高に対して年率最大0.26%のdポイントが自動的に付与されます。

これにより、ポイントで投資した資産が新たなポイントを生み出し、そのポイントをまた投資に回すという複利効果に似た効果を得ることができます。

この仕組みの素晴らしい点は、何も行動を起こさなくても自動的にポイントが増加し続けることです。

例えば、10万ポイントで投資信託を購入した場合、年間で最大260ポイントが自動的に付与されます。

このポイントを再投資すれば、翌年はより多くのポイントが付与され、雪だるま式にポイントが増加していきます。

現金投資では配当金や分配金の再投資に手数料がかかる場合もありますが、ポイント投資なら完全に無料で再投資が可能です。

さらに、dカード積立と組み合わせることで更なる相乗効果を生み出せます。dカード積立で毎月新たなポイントを獲得しながら、既に保有している投資信託からもポイントを獲得し、両方のポイントを再投資に回す。

この循環により、現金を追加投入することなく投資残高を着実に増加させることができます。

また、NISA口座でもポイント付与が適用されるため、税制優遇とポイント獲得の両方のメリットを享受できます。

NISA口座で非課税投資を行いながら、保有ポイントも獲得し、そのポイントをNISA枠内で再投資する。この戦略により、税務面でも最適化された資産形成が可能になります。

投資残高年間獲得ポイント(0.26%)5年後のポイント投資効果
10万ポイント260ポイント約1,400ポイント
50万ポイント1,300ポイント約7,000ポイント
100万ポイント2,600ポイント約14,000ポイント

投資によるポイント獲得は、長期投資を前提としている方、複利効果を重視する方、ポイントの再投資を積極的に行いたい方、現金を使わずに投資残高を増やしたい方に特に魅力的な仕組みです。

この好循環を活用することで、ポイント投資の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

dポイント投資のデメリット・注意点

dポイント投資には多くのメリットがある一方で、事前に理解しておくべきデメリットや注意点も存在します。これらの点を正しく認識せずに始めてしまうと、期待していた結果が得られなかったり、思わぬトラブルに遭遇したりする可能性があります。

投資である以上、リスクが伴うことは避けられませんが、事前に知っておくことで適切な対策を講じることができます。

特に重要なのは、ポイント投資も立派な投資行為であるという認識です。「ポイントだから損失してもダメージが少ない」という考え方は一面では正しいのですが、税務上の取り扱いや投資のリスクは現金投資と基本的に同じです。

この点を軽視してしまうと、確定申告時に困ったり、想定以上の損失を被ったりする可能性があります。

また、ポイント投資特有の制約や限界も理解しておく必要があります。投資できるポイントの種類に制限があったり、大きな利益を狙いにくかったりといった特徴は、現金投資とは異なる注意点として認識しておくべきです。

これらのデメリットを理解した上で、自分の投資目標や資産状況に合っているかを慎重に判断することが重要です。

ここでは、dポイント投資を始める前に必ず知っておくべき4つの主要なデメリット・注意点について詳しく解説します。

これらの情報を参考に、メリットとデメリットを総合的に判断して、自分にとって最適な投資戦略を構築してください。

ポイントが減るリスクがある

dポイント投資において最も重要な注意点は、投資である以上、ポイントが減少するリスクが常に存在することです。投資信託は日々の市場動向により基準価額が変動するため、購入時よりも価額が下落した場合は保有ポイント数が実質的に減少します。

「ポイントだから安全」という誤解を持つことは非常に危険で、現金投資と同様のリスク管理が必要です。

特に注意が必要なのは、短期的な市場変動による大幅な価格下落です。2020年3月のコロナショックでは多くの投資信託が30%以上下落し、2022年の金利上昇局面でも20%近い下落を経験したファンドが多数ありました。

仮に10,000ポイントで投資信託を購入していた場合、これらの局面では7,000ポイント程度まで評価額が下落する可能性があったということです。

また、個別ファンドの特性によるリスクの違いも理解しておく必要があります。新興国株式ファンドや小型成長株ファンドなどは高いリターンが期待できる反面、価格変動も大きくなります。

一方、国内債券ファンドやバランスファンドは比較的安定していますが、それでも元本保証ではありません。ポイント投資だからといって、リスクの高いファンドに安易に投資することは避けるべきです。

ファンドの種類期待リターンリスクレベル想定される年間変動幅
新興国株式高高±30〜40%
先進国株式中〜高中〜高±20〜30%
バランスファンド中中±10〜20%
国内債券低低±3〜8%

ポイント減少リスクへの対策としては、長期投資を前提とすること、分散投資を心がけること、自分のリスク許容度に合ったファンドを選択することが重要です。

また、一度に大量のポイントを投資するのではなく、時間をかけて段階的に投資する方法も有効です。

大きな利益を得るのは難しい

dポイント投資では、投資元本がポイントという性質上、大きな絶対利益を得ることが困難です。現金投資であれば数百万円、数千万円といった大きな金額を投資することで、相応のリターンを期待できます。

しかし、ポイント投資では年間に獲得できるポイント数に上限があるため、投資元本自体が限定的になってしまいます。

具体的な例で考えてみると、年間10万ポイントを投資できたとしても、期待リターンは限定的です。

仮に年率5%のリターンが得られたとしても、年間の利益は5,000ポイント(5,000円相当)に過ぎません。

これは悪いことではありませんが、資産形成のメインエンジンとしては物足りない金額といえるでしょう。

現金投資で100万円を年率5%で運用すれば年間5万円の利益となることを考えると、スケールの差は歴然です。

また、ポイント獲得には一定の上限と時間がかかるという制約もあります。ドコモサービスの利用や日常の買い物でdポイントを貯める場合、月数千ポイントから数万ポイント程度が現実的な範囲です。

短期間で大量のポイントを獲得することは困難なため、投資元本を急激に増やすことができません。

これにより、投資による利益の絶対額も自然と制限されてしまいます。

さらに、複利効果を得るにも相当な時間が必要という点も考慮すべきです。ポイント投資で得た利益を再投資して複利効果を狙う場合、元本が小さいため複利の威力を実感できるまでに10年以上かかる可能性があります。

現金投資であれば数年で複利効果を実感できる場合も多いですが、ポイント投資では忍耐強く長期間継続する必要があります。

大きな利益を得にくいというデメリットは、資産形成の補完的手段として活用する方、投資の勉強や体験を重視する方、少額でもコツコツと資産を増やしたい方には受け入れやすい特徴といえるでしょう。

重要なのは、ポイント投資に過度な期待を抱かず、現実的な目標設定を行うことです。

期間・用途限定ポイントは使用不可

dポイント投資において注意すべき重要な制約の一つは、一部の期間・用途限定ポイントが投資に使用できないことです。マネックス証券のdポイント投資では期間・用途限定ポイントも利用可能となっていますが、ドコモのdポイント投資など他のサービスでは制限があります。

また、マネックス証券でも今後制約が変更される可能性があるため、常に最新の利用条件を確認する必要があります。

期間限定ポイントの問題は、有効期限が短く計画的な投資が困難な点です。キャンペーンで獲得した期間限定ポイントは通常1〜6ヶ月程度の有効期限が設定されており、タイミングよく投資に回さないと失効してしまいます。

特に大量の期間限定ポイントを獲得した場合、有効期限内にすべてを投資に活用するのは意外に困難です。月間のポイント投資上限が50,000ポイントに設定されているため、それを超える期間限定ポイントは別の用途で消費する必要があります。

また、用途限定ポイントの制約も理解しておく必要があります。特定のキャンペーンで獲得したポイントの中には、ドコモサービスの支払いや特定の加盟店でのみ利用可能なものがあります。

これらのポイントは投資には使えないため、ポイント残高があっても実際に投資に回せるポイントは少ない場合があります。

ポイントの種類有効期限投資での利用注意点
通常ポイント48ヶ月○最も利用しやすい
期間限定ポイント1〜6ヶ月△(条件あり)期限内の消費が必要
用途限定ポイント様々×指定用途でのみ利用可

この制約への対策としては、定期的にポイントの内訳と有効期限を確認すること、期間限定ポイントを優先的に投資に回すこと、投資に使えないポイントは別の有効活用方法を検討することが重要です。

また、ポイント投資の計画を立てる際は、通常ポイントのみを前提として考えることが安全です。

税務処理が複雑になる場合がある

dポイント投資で見落としがちな重要な注意点は、税務処理が現金投資よりも複雑になる可能性があることです。ポイントでの投資であっても、売却時に利益が出た場合は譲渡所得として課税対象となります。

この際、ポイントで取得した投資信託の「取得価額」をどのように計算するか、ポイント獲得時に所得として認識すべきかなど、現金投資にはない判断が必要になる場合があります。

特に複雑なのは、ポイント獲得と投資取得価額の関係です。dポイントをドコモサービスの利用で獲得した場合、そのポイント獲得時点で所得として認識する必要があるのか、投資信託の売却時にどのような取得価額で計算するのかといった問題があります。

税理士によっても見解が分かれる部分があり、適切な処理方法を判断するには専門知識が必要です。

また、NISA口座と課税口座の使い分けも税務処理を複雑にする要因です。NISA口座でのポイント投資は非課税ですが、課税口座での投資は売却時に課税される可能性があります。

さらに、ポイント投資による保有ポイント付与(年率最大0.26%)も所得として認識すべきかという問題もあります。これらの判断を誤ると、確定申告時に問題となる可能性があります。

さらに、少額でも確定申告が必要になるケースがあることも注意が必要です。給与所得者であっても、投資による譲渡所得が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。

ポイント投資の利益は少額であることが多いですが、現金投資の利益と合算して20万円を超える場合は申告義務が発生します。

ケース税務処理注意点
NISA口座での投資非課税売却益は課税されない
課税口座での投資譲渡所得課税利益に対して約20%課税
保有ポイント付与雑所得の可能性専門家に相談推奨

税務処理の複雑化への対策としては、NISA口座を積極的に活用すること、投資記録をしっかりと保管すること、不明な点は税理士などの専門家に相談すること、確定申告ソフトを活用することが重要です。

また、少額であっても適切な税務処理を心がけることで、将来的なトラブルを回避できます。

マネックス証券でのdポイント投資の始め方・やり方

マネックス証券でdポイント投資を始めるには、いくつかの手順を正しい順序で進めることが重要です。一見複雑に見えるかもしれませんが、実際の手続きは思っているよりも簡単で、オンラインで完結できる部分がほとんどです。

ただし、各ステップを正確に理解して進めることで、後々のトラブルを回避し、スムーズに投資を開始できます。

dポイント投資の開始までには、dアカウントの準備、証券口座の開設、アカウント連携、実際の投資操作という4つの主要なステップがあります。これらの手順は相互に関連しているため、どれか一つでも不備があると全体の流れが滞ってしまいます。

特にdアカウント連携は、後から設定変更が難しい部分もあるため、最初に正しく設定することが大切です。

また、dカード積立を併用する場合はさらに追加の設定が必要になります。dカード積立は高いポイント還元率が魅力ですが、設定方法を間違えると還元率が適用されなかったり、積立が正常に実行されなかったりする可能性があります。

事前に全体の流れを理解してから作業を開始することで、効率的に設定を完了できます。

ここでは、マネックス証券でdポイント投資を始めるための具体的な手順を、4つのステップに分けて詳しく解説します。

dアカウントの作成と連携方法

dポイント投資を始める最初のステップは、dアカウントの作成とマネックス証券との連携設定です。dアカウントはドコモが提供する共通IDサービスで、ドコモ回線を利用していない方でも無料で作成できます。

すでにdアカウントを持っている方は作成をスキップして、連携設定から始めることができます。

dアカウントの作成は非常に簡単で、メールアドレスと基本的な個人情報の登録だけで完了します。ドコモの公式サイトにアクセスし、「dアカウント作成」ボタンから手続きを開始します。メールアドレス、パスワード、氏名、生年月日、性別を入力し、SMS認証または音声通話認証で本人確認を行います。

この作業は通常5〜10分程度で完了し、即座にdアカウントが利用可能になります。

次に重要なのが、マネックス証券との連携設定です。マネックス証券の口座開設時に連携を行う方法と、既存口座に後から連携を追加する方法があります。口座開設時に連携する場合は、申込み画面でdアカウント情報を入力するだけで同時に設定が完了します。

既存口座の場合は、マネックス証券のウェブサイトにログインし、「dアカウント連携」メニューから設定を行います。

手順所要時間必要なもの注意点
dアカウント作成5〜10分メールアドレス、携帯電話SMS受信可能な電話番号が必要
連携設定3〜5分dアカウント情報氏名・生年月日の一致が必要
連携確認1〜2分両方のアカウント連携完了メールを確認

連携設定時の重要な注意点は、dアカウントの登録情報とマネックス証券の口座情報が完全に一致している必要があることです。氏名の漢字、ひらがな、生年月日が一文字でも異なると連携エラーとなります。

また、ドコモ回線利用者の場合は、回線契約者・利用者・dポイントクラブ会員の情報がすべて一致している必要があります。

連携が完了すると、既存のマネックスポイントが自動的にdポイントに移行され、以降はdポイントでのサービス利用が可能になります。

マネックス証券口座の開設手順

マネックス証券の口座開設は、オンラインで完結する簡単な手続きで、最短で翌営業日から取引を開始できます。dアカウント連携を前提とした口座開設では、従来よりも入力項目が簡素化され、より迅速に手続きを完了できます。また、NISA口座も同時に申し込むことで、税制優遇を活用したdポイント投資が可能になります。

  • 申込み – 公式サイトから個人情報を入力(dアカウント連携で入力簡略化)
  • 本人確認書類の提出 – スマホアプリで免許証等を撮影・送信
  • 審査 – 1〜3営業日で完了
  • 口座開設通知の受領 – 審査完了後に通知を受け取り

NISA口座を同時に開設する場合は、税務署での審査に1〜2週間程度かかります。この期間中も一般口座での取引は可能なため、dポイント投資を先に始めることができます。

NISA口座の審査が完了すると、より有利な条件での投資が可能になります。

口座の種類開設期間必要書類メリット
一般口座1〜3営業日本人確認書類即座に取引開始可能
特定口座1〜3営業日本人確認書類税務処理が簡素化
NISA口座1〜2週間本人確認書類+住民票運用益が非課税

口座開設完了後は、初回ログインでパスワード設定と取引暗証番号の設定を行います。これらの情報は今後の取引で必要になるため、安全な場所に保管してください。

また、口座開設と同時に投資信託の積立設定やdカード積立の申込みも可能なため、必要に応じて設定を行いましょう。

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マネックス証券公式サイトで口座を開設する

dポイントでの実際の投資方法

dアカウント連携と口座開設が完了したら、実際にdポイントを使って投資信託を購入できるようになります。マネックス証券のウェブサイトまたはスマートフォンアプリから、簡単な操作でポイント投資を実行できます。

初回の投資では操作に慣れるため、少額のポイントから始めることをおすすめします。

投資信託の購入手順は、銘柄選択、投資金額設定、ポイント利用設定、注文確定という流れになります。

  • まず、投資信託の一覧または検索機能を使って、投資したいファンドを選択します。
  • 銘柄が決まったら、「買付」ボタンをクリックして注文画面に進みます。
  • 注文画面では、投資金額とdポイント利用方法を設定します。
  • 金額指定で購入金額を入力し、dポイント利用欄で「すべて利用する」または「一部利用する」を選択します。

一部利用の場合は、具体的なポイント数を入力します。月間のポイント利用上限は50,000ポイントなので、それを超える投資はできません。また、1ポイント1円換算で、1ポイントから利用可能です。

設定項目選択肢おすすめ注意点
口座選択特定口座・NISA口座NISA口座非課税枠の確認が必要
ポイント利用全額・一部全額利用月間上限50,000ポイント
分配金コース再投資・受取再投資複利効果を狙える

注文内容を確認して「注文する」ボタンをクリックすると、即座にdポイント残高から指定ポイント数が差し引かれます。

投資信託の約定は通常、注文日の翌営業日に行われ、約定後に正式な保有残高に反映されます。約定価格は注文日の基準価額が適用されるため、注文時点では正確な口数は分かりませんが、翌営業日には詳細が確認できます。

期間限定ポイントを利用した場合も、注文時点で有効であれば問題なく利用できますが、約定前にポイントが失効した場合は注文が取り消される可能性があります。

dカード積立の設定方法

dカード積立は、毎月自動的にdカードで投資信託を積立購入し、高いポイント還元を受けられるサービスです。一度設定すれば自動的に積立が実行されるため、継続的な投資を手間なく行えます。

ただし、設定には事前準備と正確な手順が必要なため、慎重に進めることが重要です。

  • dカードの発行 – ドコモ公式サイトから申込み(dカード/GOLD/PLATINUM対応、還元率は異なる)
  • カード番号確認 – 4363、5344、5365から始まる番号であることを確認
  • マネックス証券での登録 – カード情報を登録
  • 積立設定 – 「投信つみたて」メニューから投資信託・金額(1,000円~10万円)・dカード支払いを設定
  • 積立実行 – 毎月24日に自動実行(土日祝は翌営業日)

重要な設定項目として、積立する口座の選択があります。NISA口座を選択した場合、dカード GOLDなら一律1.1%の還元率が適用されます。

特定口座の場合は積立金額に応じて還元率が変動します。また、複数の投資信託で積立を設定する場合は、合計金額が月10万円以内になるよう調整が必要です。

設定項目設定値制限・注意点
積立金額1,000円〜100,000円1円単位で設定可能
積立日毎月24日変更不可、祝日は翌営業日
引落口座dカード指定カード番号のみ対応
ポイント付与翌月中旬カード利用明細で確認可能

設定完了後は、初回の積立実行まで約1ヶ月かかります。

例えば、1月15日に設定した場合、初回の積立は2月24日に実行されます。

積立が実行されると、設定金額がdカードに請求され、翌月中旬頃にポイントが付与されます。積立の変更や停止はいつでも可能ですが、積立日の8営業日前までに手続きを完了する必要があります。

設定後は積立状況を定期的に確認し、必要に応じて金額や銘柄の調整を行いましょう。

dポイント投資を成功させる攻略のコツ

dポイント投資で成功するためには、単にポイントを投資に回すだけでなく、戦略的なアプローチが必要です。ポイント投資は現金投資と比べて投資元本が限られるため、効率性と継続性を重視した独自の攻略法が求められます。

成功の鍵は、ポイント獲得の最大化、リスク管理の徹底、そして長期的な視点での資産形成にあります。

多くのdポイント投資家が陥りがちな失敗は、短期的な結果に一喜一憂してしまうことです。ポイント投資は本来、長期的な資産形成を補完する手段として活用すべきものです。

市場の短期変動に惑わされることなく、コツコツと継続することで、5年後、10年後には意外に大きな資産を築くことができます。

また、ポイント獲得と投資のサイクルを最適化することも重要です。ドコモサービスを最大限活用してポイントを効率的に貯め、そのポイントを適切な投資商品に振り向ける。

そして投資により得られたポイントをさらに再投資に回すという好循環を作り出すことで、複利効果に似た効果を得ることができます。

ここでは、dポイント投資を成功に導くための4つの重要なコツを詳しく解説します。これらの攻略法を実践することで、限られたポイントでも最大限の投資効果を得ることができ、長期的な資産形成において大きなアドバンテージを獲得できるでしょう。

ドコモサービスでポイントを効率的に貯める

dポイント投資を成功させる最初のステップは、投資原資となるdポイントを効率的に獲得する仕組みを構築することです。

ドコモサービスを戦略的に組み合わせることで、年間数万ポイントから十数万ポイントの獲得も可能になり、これらのポイントを投資に回すことで大きな資産形成効果を期待できます。

最も効果的なのは、生活インフラをドコモサービスに統一する戦略です。

ドコモ5G回線、ドコモ光、ドコモでんきの3つを組み合わせ、すべてdカード GOLDまたはdカード PLATINUMで支払うことで、毎月安定的に大量のポイントを獲得できます。

例えば、スマホ料金月8,000円、ドコモ光月5,500円、電気料金月12,000円の家庭では、年間約30,000ポイント以上を獲得可能です。

さらに効率を高めるには、dカード特約店とd曜日キャンペーンの活用が重要です。スターバックス、ENEOS、マツモトキヨシなどの特約店では通常の1%に加えて店舗独自のポイントが付与されます。

また、毎週金曜・土曜のd曜日にネットショッピングでd払いを利用すると最大4%還元となるため、高額商品の購入タイミングを意識的に調整することで大幅にポイント獲得効率を向上できます。

サービス分類月間利用額目安還元率年間獲得ポイント
ドコモ5G8,000円10%(dカード GOLD)8,800ポイント
ドコモ光5,500円10%(dカード GOLD)6,000ポイント
ドコモでんき12,000円3〜10%7,200ポイント
日常決済100,000円1%(dカード)12,000ポイント

ポイント獲得の最適化には、定期的な獲得状況の分析と改善も欠かせません。月間のポイント獲得内訳を確認し、どのサービスが最も効率的かを把握することで、さらなる最適化が可能になります。

また、期間限定キャンペーンの情報を定期的にチェックし、タイミングよく参加することで通常の数倍のポイントを獲得できることもあります。

年間を通じてコンスタントに3〜5万ポイントを獲得できれば、それらを投資に回すことで着実な資産形成が可能になります。

長期積立投資でリスクを分散する

dポイント投資において最も重要な成功要因は、長期積立投資によるリスク分散戦略です。ポイントが貯まるたびに一括投資するのではなく、毎月一定額のポイントを継続的に投資することで、時間分散効果(ドルコスト平均法)により価格変動リスクを軽減できます。

この手法は現金投資でも有効ですが、ポイント投資では心理的負担が少ないため、より継続しやすいという利点があります。

具体的な戦略としては、毎月獲得するdポイントの一定割合を自動的に投資に回すルールを設定することです。例えば、月間3,000ポイント獲得している場合、そのうち2,000ポイントを投資に回し、1,000ポイントは生活費の補填に使うといった具合です。

このルールを12ヶ月継続すれば、年間24,000ポイントの投資が実現でき、市場の高値でも安値でも一定額を投資し続けることで、平均取得価格を安定させることができます。

長期投資における商品選択では、分散効果の高いインデックスファンドを中心とした構成が推奨されます。全世界株式インデックス、先進国株式インデックス、新興国株式インデックスを組み合わせることで、地域分散を実現できます。さらに債券ファンドやREITファンドを加えることで、資産クラス分散も可能になります。

ポイント投資では投資元本が限られるため、個別銘柄への投資よりも分散効果の高いファンドへの投資が安全で効率的です。

また、NISA口座を積極的に活用した長期投資戦略も重要です。年間360万円の非課税投資枠のうち、dポイント投資分をNISA口座で行うことで、将来の売却益を非課税で受け取ることができます。

20年後、30年後の資産形成を考えると、この税制優遇効果は非常に大きな差となって現れます。

投資期間月間投資ポイント想定年利期待資産額
5年2,000ポイント5%約135,000円
10年2,000ポイント5%約310,000円
20年2,000ポイント5%約825,000円

長期積立投資の成功には忍耐力が必要ですが、dポイント投資なら現金投資よりも心理的な負担が少なく、継続しやすいという大きなメリットがあります。

市場が下落した時も「ポイントだから」という気持ちで冷静に投資を継続でき、結果として優れた投資成果を得ることができるでしょう。

余剰ポイントで無理のない範囲で投資する

dポイント投資を成功させるための重要な原則は、生活に必要な分を確保した余剰ポイントのみで投資を行うことです。ポイントといえども貴重な資産であり、日常生活での活用価値も高いため、投資に回すポイントと生活費補填に使うポイントのバランスを適切に保つことが重要です。

無理な投資は継続性を損ない、結果として長期的な成功を阻害する要因となります。

適切なポイント配分の目安は、月間獲得ポイントの60〜70%を投資に回し、30〜40%は生活費や緊急時の備えとして保持することです。

例えば、月間4,000ポイントを獲得している場合、2,500〜3,000ポイントを投資に充て、1,000〜1,500ポイントは買い物や外食での節約に活用します。

この配分により、投資を継続しながらも生活の質を維持することができます。

また、期間限定ポイントと通常ポイントの使い分けも重要な戦略です。期間限定ポイントは有効期限が短いため、優先的に投資に回すか、失効前に生活費として消費します。

通常ポイントは有効期限が長いため、計画的な投資に活用できます。この使い分けにより、ポイントの無駄な失効を防ぎながら、効率的な投資を継続できます。

無理のない投資を継続するには、明確な投資目標と予算設定が必要です。「5年後に50万円相当の資産を築く」「月間2,000ポイントずつ投資する」といった具体的な目標を設定し、それに向けて計画的にポイントを配分します。

目標が明確であれば、一時的な市場変動に動揺することなく、冷静な判断を維持できます。

月間獲得ポイント投資充当分(70%)生活費充当分(30%)年間投資ポイント
2,000ポイント1,400ポイント600ポイント16,800ポイント
4,000ポイント2,800ポイント1,200ポイント33,600ポイント
6,000ポイント4,200ポイント1,800ポイント50,400ポイント

さらに、投資状況に応じた柔軟な調整も大切です。市場が大きく下落した時期には投資比率を一時的に高めて「安値での買い増し」を行い、市場が過熱気味の時は投資比率を下げて利益確定を検討するといった調整により、より効率的な投資成果を目指すことができます。

ただし、基本的には一定のルールに従った機械的な投資を継続することが、長期的な成功には最も重要であることを忘れてはいけません。

定期的な運用状況の確認とリバランス

dポイント投資を成功させるためには、定期的な運用状況の確認と適切なリバランスの実施が欠かせません。投資信託は日々価格が変動するため、当初の投資方針から徐々にずれが生じてきます。

これを放置すると、想定していたリスク・リターンのバランスが崩れ、投資目標の達成が困難になる可能性があります。

月1回程度の定期確認により、投資戦略を適切に維持することができます。

運用状況の確認では、保有ファンドの評価額、損益状況、ポートフォリオ比率をチェックします。マネックス証券のマイページでは、これらの情報が分かりやすく表示されているため、簡単に現状把握ができます。特に重要なのは、各資産クラス(国内株式、先進国株式、新興国株式、債券など)の比率が当初の計画からどの程度乖離しているかを確認することです。

リバランスのタイミングは、各資産クラスの比率が目標から5〜10%以上乖離した場合が目安です。

例えば、国内株式40%、先進国株式40%、債券20%という目標ポートフォリオを設定していた場合、市場変動により国内株式が50%、先進国株式が35%、債券が15%になったとします。

この場合、国内株式が目標を10%上回っているため、リバランスの実施を検討します。

dポイント投資でのリバランス手法は、新規投資ポイントの配分調整が中心となります。上記の例では、今後の新規投資は先進国株式と債券ファンドに重点配分し、国内株式ファンドへの投資は一時的に控えます。

これにより、売却によるリバランスを行わずに、徐々に目標比率に近づけることができます。

売却を伴うリバランスは課税口座では税金が発生する可能性があるため、新規投資での調整が効率的です。

確認項目確認頻度判断基準対応方法
評価損益月1回目標に対する進捗投資継続の判断
ポートフォリオ比率月1回目標比率±5〜10%新規投資での調整
ファンドコスト年1回信託報酬率の比較より低コストファンドへの切替
投資方針年1回生活状況の変化目標リスク・リターンの見直し

また、年1回程度は投資方針全体の見直しも重要です。収入状況の変化、家族構成の変更、投資知識の向上などにより、適切なリスク許容度や投資目標が変わる可能性があります。

dポイント投資は長期的な取り組みであるため、定期的な見直しにより、常に最適な状態を維持することが成功の鍵となります。

dポイント投資で得た利益の税金・確定申告について

dポイント投資で得た利益についても、現金投資と同様に税務上の取り扱いを正しく理解することが重要です。「ポイントだから税金はかからない」という誤解を持つ方も少なくありませんが、実際には投資信託の売却益や分配金に対して課税される場合があります。

特に複雑なのは、ポイント投資特有の税務上の論点です。dポイントで投資信託を購入した場合の取得価額をどのように計算するか、投資信託の保有によるポイント付与は所得として認識すべきかなど、現金投資にはない判断が必要になります。

また、NISA口座を活用することで税務処理を大幅に簡素化できます。

NISA口座での投資であれば、売却益や分配金が非課税となるため、複雑な税務計算や確定申告の必要がありません。dポイント投資を始める際は、まずNISA口座での投資を優先的に検討することが賢明な戦略といえるでしょう。

ポイント投資の税務上の取り扱い

dポイント投資における税務上の取り扱いは、現金投資と基本的に同じ枠組みで処理されるのが一般的な考え方です。投資信託を売却して利益が出た場合は譲渡所得として課税対象となり、分配金を受け取った場合は配当所得として課税されます。

税務上の取り扱い項目課税区分税率注意点
投資信託売却益譲渡所得20.315%取得価額の計算が重要
投資信託分配金配当所得20.315%源泉徴収される場合が多い
保有ポイント付与雑所得(可能性)総合課税専門家に相談推奨

最も重要な論点は、ポイントで購入した投資信託の取得価額をどのように設定するかです。

一般的には、投資信託購入時のポイント数を円換算した金額(1ポイント=1円)が取得価額となると考えられています。

例えば、10,000ポイントで投資信託を購入した場合、取得価額は10,000円として計算します。

また、ポイント獲得時点での課税関係についても理解が必要です。ドコモサービスの利用で獲得したdポイントは、一般的には「値引き」の性質があるため所得として認識しないことが多いとされています。

しかし、投資信託の保有によるポイント付与については、所得として認識すべきケースもあると考えられます。

確定申告が必要なケース

dポイント投資で確定申告が必要になるケースは、投資利益の金額、他の所得との関係、選択している口座の種類によって決まります。

ケース確定申告理由・条件
特定口座(源泉徴収あり)原則不要証券会社が自動計算・納税
特定口座(源泉徴収なし)必要投資利益があれば申告義務
投資所得20万円超(給与所得者)必要他の投資利益との合算で判断

給与所得者の場合、投資による所得が年間20万円以下であれば確定申告は不要ですが、この金額を超える場合は申告義務が発生します。

具体的に確定申告が必要となる主なケースは、特定口座(源泉徴収なし)を選択している場合や一般口座を利用している場合です。

これらの口座では証券会社による自動的な税金計算が行われないため、投資家自身で利益を計算し、適切に申告する必要があります。

給与所得者でも確定申告が必要になるのは、投資による所得が年間20万円を超える場合です。

この計算には、dポイント投資による利益も含まれます。現金投資の利益と合算して20万円を超える場合は確定申告が必要になります。

NISA口座での非課税投資活用法

dポイント投資における税務処理を最も簡単にする方法は、NISA口座を積極的に活用することです。

NISA活用戦略年間投資枠メリット
つみたて投資枠120万円低コスト商品に限定
成長投資枠240万円選択肢が豊富
dポイント投資専用枠年間6万円程度完全非課税投資が可能

NISA口座での投資であれば、売却益や分配金がすべて非課税となるため、複雑な税務計算や確定申告の心配が不要になります。

2024年から始まった新NISA制度では、年間投資枠が360万円に拡大され、非課税保有期間も無期限となりました。dポイント投資の規模を考えると、年間数万ポイント程度の投資であればNISA枠内で十分に収まるため、実質的にすべてのdポイント投資を非課税で行うことが可能です。

NISA口座でのdポイント投資戦略では、成長投資枠の活用が特に効果的です。マネックス証券のdポイント投資で利用できる約1,770本の投資信託の多くが成長投資枠の対象となっているため、投資選択肢が制限されることはありません。

また、dカード積立との組み合わせにより、高還元率でポイントを獲得しながら非課税投資を実現できます。

よくある質問(FAQ)

ドコモ回線がなくてもdポイント投資はできる?

ドコモ回線を契約していなくても、dポイント投資は利用可能です。dアカウントは誰でも無料で作成でき、ドコモ回線以外の携帯電話を利用している方でもdポイントを貯めて投資に活用できます。ただし、ドコモ回線利用者と比較すると、ポイント獲得効率は下がる傾向があります。

ドコモ回線がない場合でも、dカードでの決済やdポイント加盟店での利用によりdポイントを貯めることができます。また、d払いを利用したネットショッピングや、キャンペーンへの参加によってもポイント獲得が可能です。年間数千ポイントから数万ポイント程度であれば、ドコモ回線なしでも十分に貯めることができるでしょう。

dポイントはいくらから投資できる?

マネックス証券のdポイント投資では、最低1ポイント(1円相当)から投資信託の購入が可能です。ただし、実際には各投資信託の最低購入金額が設定されているため、多くの場合は100円程度からの投資となります。月間の利用上限は50,000ポイントまで設定されています。

少額投資が可能なため、投資初心者でも気軽に始められるのがdポイント投資の大きなメリットです。まずは数百ポイントから試してみて、慣れてきたら徐々に投資額を増やしていくという方法も可能です。

運用中のポイントはいつでも引き出せる?

投資信託として運用中のポイントは、営業日であればいつでも売却して現金またはdポイントに戻すことができます。ただし、売却注文から実際の資金化まで数営業日かかるため、即日での引き出しはできません。また、市場の状況により元本を下回る可能性があることも理解しておく必要があります。

売却時の価格は、売却注文を出した日の基準価額が適用されます。投資信託の基準価額は日々変動するため、購入時よりも価格が下がっている場合は損失が発生します。緊急時に必要な資金については、投資に回さずに現金やすぐに使えるポイントとして保持しておくことが重要です。

マネックス証券と他社の違いは?

マネックス証券のdポイント投資の最大の特徴は、本格的な証券会社として約1,770本の豊富な投資信託から選択できることです。ドコモの「dポイント投資」は簡単な操作で始められますが、投資対象が限られています。THEO + docomoは自動運用が魅力ですが、手数料が比較的高く設定されています。

サービス投資対象最低投資額主な特徴
マネックス証券約1,770本の投資信託1ポイント本格投資、NISA対応
ドコモdポイント投資限定的な運用コース100ポイント簡単操作、口座開設不要
THEO + docomo自動運用ポートフォリオ1万円AI運用、おまかせ投資

また、マネックス証券ではNISA口座での利用や投資信託保有によるポイント付与など、他社にはないメリットがあります。さらに、dカード積立による高還元率ポイント獲得も可能で、総合的な投資環境としては最も充実しているといえるでしょう。

まとめ

dポイント投資は、普段の生活で貯まったポイントを活用して本格的な資産形成ができる画期的なサービスです。特にマネックス証券のdポイント投資は、豊富な投資商品、高いポイント還元率、NISA口座対応など、他社を圧倒する充実したサービス内容を提供しています。

成功のポイントは、ドコモサービスを活用した効率的なポイント獲得、長期投資によるリスク分散、NISA口座の積極的な活用です。

これらを組み合わせることで、現金を使わずに着実な資産形成を実現できます。投資初心者でも気軽に始められ、上級者でも満足できる本格的な投資環境が整っているのがマネックス証券の大きな魅力です。

dポイント投資は、従来の現金投資を補完する新しい資産形成手段として、今後ますます重要性が高まっていくでしょう。

少額から始められるため、まずは試してみて、投資の基本を学びながら徐々に投資額を増やしていくことをおすすめします。

適切な知識と戦略があれば、ポイント投資でも十分に価値のある資産形成が可能になります。

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この記事を書いた人

ただっちのアバター ただっち 管理人

DMMWEBCAMP受講後、都内Web系会社に就職。
現在は、WEBエンジニアとして開発・コンサルタントに従事。
Google広告運用も経験(単月売上100万以上)。アプリ開発、株・FX・暗号資産運用など様々なことに挑戦中。新サービスや自分の関心の高いものをとことん調べるのが好きです。

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