暗号資産(仮想通貨)取引を始めたい方に、GMOコインはオリコン顧客満足度調査で2年連続1位を獲得するなど、多くのユーザーから高い評価を得ている取引所となっています。東証プライム上場企業のGMOインターネットグループが運営し、国内最大級の26種類の暗号資産を取り扱うGMOコイン。
本記事では、GMOコインの評判や口コミ、メリット・デメリットを徹底的に解説します。また、手数料体系や口座開設方法、活用方法まで詳しく紹介していきます。これから暗号資産投資を始めようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
GMOコインとは?初心者向け基本情報
暗号資産(仮想通貨)取引を始めたい方に、GMOコインは初心者に最適な取引所として知られています。GMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所で、安心・安全な取引環境を提供しています。
2025年1月時点で累計口座開設数が58万口座を超えるGMOコインは、オリコン顧客満足度調査の取引所現物取引ランキングで「口座開設」「取引のしやすさ」「手数料の妥当性」「資産管理」「提供情報の充実さ」など、すべての項目で1位を獲得するなど、高い評価を得ています。
また、スマートフォンアプリの「かんたん本人確認」を利用すれば最短10分で口座開設ができ、すぐに取引を始められる点も、初めて暗号資産投資を検討している方に支持されている理由の一つです。スピーディーな口座開設と、充実したサポート体制で、安心して暗号資産取引を始められる環境が整っています。
GMOコインの会社概要と特徴
GMOコインは2016年10月に設立された、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループの一員です。GMOグループは、GMOクリック証券やFXプライムbyGMOなど、複数の金融サービスを運営しており、その豊富なノウハウと技術力を活かしたサービス提供を行っています。
特にセキュリティ面では、外部の専門家による定期的なシステム脆弱性診断の実施や、顧客資産の分別管理、コールドウォレットでの資産保管など、複数の対策を講じています。さらに、暗号資産の送付時にはマルチシグを採用するなど、セキュリティ体制は万全です。
また、カスタマーサポートは、電話やメールで丁寧なサポートを提供。初心者でも安心して取引できるよう、取引方法やセキュリティに関する質問にも親切に対応しています。金融サービスの運営で培ったノウハウを活かし、ユーザーが安全に取引できる環境整備に努めている点が大きな特徴です。
取扱う暗号資産(仮想通貨)の種類
GMOコインでは、2025年1月時点で26種類もの暗号資産を取り扱っていることが大きな特徴です。国内の取引所の中でも、取扱銘柄数はトップクラスの充実ぶりを誇ります。
主要な取扱通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ソラナ(SOL)
- カルダノ(ADA)
さらに特徴的なのは、人気のアルトコインも豊富に取り揃えている点です。海外取引所では人気があるものの、国内取引所ではまだ取扱いの少ないSOLやDOGE、ADA、LINKなどの通貨も取引可能です。多様な通貨に投資したい投資家のニーズに応えています。
また、各通貨は販売所と取引所の両方で取引が可能で、ユーザーの取引スタイルに合わせて選択できます。新規参入者でも扱いやすい販売所での取引から、本格的なトレーダー向けの取引所での取引まで、幅広いニーズに対応しています。
提供している取引サービス
GMOコインでは、現物取引やレバレッジ取引、積立投資など、多彩な取引サービスを提供しています。初心者から上級者まで、様々な投資スタイルに対応できる環境を整えています。
主な取引サービスには以下のようなものがあります。各サービスは、ユーザーのニーズや経験レベルに応じて選択できます。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
現物取引(販売所・取引所) | 実際に暗号資産を売買する基本的な取引サービス |
レバレッジ取引 | 証拠金を元に、より大きな取引が可能な取引サービス |
つみたて暗号資産 | 500円から始められる自動積立サービス |
貸暗号資産 | 保有する暗号資産を貸し出して報酬を得られるサービス |
特に注目すべきは、暗号資産FXと外国為替FXの両方に対応している点です。豊富な投資商品と取引手法を提供することで、より多くの投資家のニーズに応えています。また、APIを利用した自動売買にも対応しており、プログラムを活用した取引も可能です。
GMOコインの評判・口コミを徹底検証
暗号資産取引所選びで重要なのが、実際のユーザーの評判や口コミです。GMOコインはオリコン顧客満足度調査で2年連続総合1位を獲得するなど、多くのユーザーから高い評価を得ています。ここでは、実際のユーザーの声をもとに、GMOコインの良い点・悪い点を詳しく検証していきます。
ユーザーからの良い評判
取引ツールの使いやすさ
取引ツールに関しては、特にスマートフォンアプリの使いやすさについて多くの好評価が寄せられています。初心者向けの「ノーマルモード」と上級者向けの「トレーダーモード」を切り替えられる機能は、経験レベルに応じた取引環境を提供できる点で高く評価されています。
また、チャート分析に必要なテクニカル指標が12種類も搭載されており、本格的なトレーディングにも対応できる点も、多くのユーザーから支持されています。チャートの4分割表示機能や、トレンドラインの描画機能など、実践的な取引に役立つ機能が充実しているという声が多く見られます。
セキュリティの信頼性
GMOインターネットグループという大手企業グループが運営している点は、多くのユーザーにとって大きな安心材料となっています。特に、金融サービスの運営実績があるGMOグループならではの、信頼性の高いセキュリティ体制が評価されています。
具体的には、暗号資産の保管にコールドウォレットを採用し、マルチシグによる厳重な管理を行っている点や、顧客資産の分別管理、外部専門家による定期的なセキュリティ診断の実施など、多層的な安全対策が高く評価されています。
カスタマーサポートの質
カスタマーサポートについては、初心者にもわかりやすい丁寧な対応が好評です。電話サポートでの応対の質が高く、取引に関する疑問点や技術的な質問にも、親切に答えてくれるという声が多く寄せられています。
また、サポート時間が長く、問い合わせ方法も複数用意されている点も利便性が高いと評価されています。メールでの問い合わせにも迅速な返答があり、ユーザーの不安や疑問に素早く対応してくれる点が高く評価されています。
ユーザーからの悪い評判
システム面での不満
相場が大きく動く際に、取引システムの反応が遅くなるという指摘が見られます。特に暗号資産市場が活況を呈する時期には、注文の遅延や約定までに時間がかかるケースがあるという声が寄せられています。
また、アプリの動作が重くなることがあるという指摘もあります。特にチャート表示や価格更新時に遅延が発生することがあり、スピーディーな取引を行いたいデイトレーダーからは改善を求める声が出ています。
取引制限に関する指摘
市場が大きく変動する際に、一時的な売買規制が実施されることがあるという指摘があります。これは投資家保護の観点から実施される措置ですが、取引のタイミングを逃してしまうことがあるという不満の声が見られます。
また、レバレッジ取引における建玉制限についても意見が寄せられています。特に、他の取引所と比べて保有可能な建玉数が少ないという指摘があり、積極的なトレードを行いたいユーザーにとっては制約となっているようです。
手数料への意見
販売所でのスプレッドが広いという指摘が見られます。特に、相場が荒れている時期には、スプレッドが更に広がる傾向があり、取引コストが高くなってしまうという声が寄せられています。
また、レバレッジ取引における手数料体系についても意見が分かれています。建玉管理料やロスカット手数料など、付随する手数料の存在を指摘する声もありますが、これは業界標準的な水準であり、GMOコイン特有の問題ではないとの見方もあります。取引所形式での取引を活用することで、こうしたコストを抑えることが可能です。
GMOコインの7つのメリット
GMOコインは暗号資産取引所として多くのメリットを持っています。ここでは、特に注目すべき7つの強みについて、詳しく解説していきます。これらのメリットを理解することで、取引所選びの判断材料にしていただけます。
取扱通貨の豊富さ
26種類もの暗号資産を取り扱うGMOコインは、国内取引所の中でもトップクラスの品揃えを誇ります。メジャーな暗号資産はもちろん、将来性のある新興コインまで幅広く取り扱っています。
特筆すべきは、SOL(ソラナ)やDOGE(ドージコイン)など、国内では取扱いの少ない通貨にも対応している点です。これにより、投資家は多様な投資機会を得ることができます。また、すべての通貨で日本円建ての取引が可能なため、為替リスクを気にすることなく投資を行えます。
さらに、ステーキングやレンディングなどの収益獲得手段も用意されており、保有する暗号資産を活用した運用の幅が広がります。これは長期保有を考えている投資家にとって魅力的なポイントとなっています。
使いやすい取引ツール
高機能なチャート分析ツール「WEB TRADER」を提供しています。12種類のテクニカル指標や、トレンドライン描画機能など、本格的なトレーディングに必要な機能が充実しています。
また、取引画面は直感的な操作が可能で、初心者でも迷うことなく取引できるよう設計されています。価格の確認から注文の発注まで、スムーズに行える点が特徴です。チャートは最大4分割表示が可能で、複数の通貨や時間軸を同時に分析できます。
さらに、APIを利用した自動売買にも対応しており、プログラミングの知識を持つユーザーは独自の取引戦略を実装することも可能です。これは、より高度な取引を目指すトレーダーにとって大きなメリットとなっています。
充実したスマホアプリ
「ノーマルモード」と「トレーダーモード」の2つの表示モードを搭載したスマホアプリは、ユーザーの経験レベルに応じて最適な取引環境を提供します。初心者は簡単な操作で取引できるノーマルモードを、経験者は高機能なトレーダーモードを選択できます。
アプリではリアルタイムの価格アラート機能も利用可能で、指定した価格に達した際に通知を受け取ることができます。急激な相場変動にも素早く対応できる環境が整っています。
さらに、日本円の入出金や暗号資産の送受信まで、すべての操作をアプリ内で完結できる点も大きな特徴です。取引に必要な機能がワンストップで利用できることで、利便性の高い取引環境を実現しています。
セキュリティ対策の充実
顧客資産は全額を分別管理しており、万が一の事態が発生しても資産が保護される体制を整えています。また、暗号資産の保管には「コールドウォレット」を採用し、外部からのハッキングリスクを最小限に抑えています。
取引所として重要なシステムのセキュリティ面では、外部の専門家による定期的な脆弱性診断を実施。常に最新のセキュリティ対策を講じることで、安全な取引環境を維持しています。
さらに、2段階認証の必須化や、不正アクセス検知システムの導入など、複数の安全対策を組み合わせることで、より強固なセキュリティを実現しています。これらの対策により、ユーザーは安心して取引を行うことができます。
豊富な投資方法
現物取引、レバレッジ取引、積立投資など、多彩な投資方法を提供しています。これにより、ユーザーは自身の投資スタイルや目的に合わせて最適な投資方法を選択できます。
特に注目すべきは、500円から始められる「つみたて暗号資産」サービスです。定額投資によるコスト平均法を活用でき、価格変動の大きい暗号資産投資でもリスクを抑えた運用が可能です。
また、貸暗号資産サービスやステーキングなど、保有資産から追加の収益を得られる運用方法も用意されています。これらのサービスを組み合わせることで、より効果的な資産運用が可能となります。
レバレッジ取引の提供
最大2倍のレバレッジ取引に対応しており、少額の証拠金で大きな取引が可能です。また、レバレッジ取引は販売所と取引所の両方で利用でき、取引スタイルに応じて選択できます。
レバレッジ取引では、11種類の通貨ペアを取り扱っている点も特徴です。主要な暗号資産だけでなく、将来性のあるアルトコインでもレバレッジ取引が可能で、より多くの投資機会を提供しています。
さらに、追証制度を採用しており、ロスカット前に追加の証拠金を入金することでポジションを維持できます。これにより、一時的な価格変動に対してより柔軟な対応が可能となっています。
信頼できるカスタマーサポート
電話とメールによる充実したサポート体制を整えており、取引に関する疑問や問題に迅速に対応します。特に、電話サポートでは専門知識を持ったスタッフが対応し、技術的な質問にも丁寧に答えてくれます。
また、わかりやすい操作マニュアルやFAQも用意されており、基本的な疑問点は自己解決することも可能です。新機能のリリース時には、詳細な説明資料が提供され、スムーズに新サービスを利用開始できます。
さらに、LINEでの通知サービスも提供しており、重要なお知らせやメンテナンス情報をタイムリーに受け取ることができます。このように、多角的なサポート体制により、安心して取引を続けられる環境を提供しています。
GMOコインの4つのデメリット
GMOコインには多くのメリットがある一方で、いくつかの注意点も存在します。ここでは、取引を始める前に知っておくべき4つのデメリットについて詳しく解説します。これらを理解することで、より安全な取引が可能になります。
取引規制のリスク
市場が大きく変動する際に、一時的な売買規制が実施されることがあります。これは投資家保護の観点から行われる措置ですが、取引のタイミングを逃してしまう可能性があります。
特に注意が必要なのは、暗号資産市場が急激に変動する場合です。このような状況下では、注文が殺到することを防ぐために運営側が売買規制を行うケースがあります。その結果、利益確定の機会を逃したり、逆に損失が拡大したりするリスクがあります。
ただし、取引規制はGMOコイン特有の問題ではなく、どの取引所でも起こり得る事象です。市場の安定性を保つための必要な措置として理解しておく必要があります。規制の情報はメールやアプリで通知されるので、常に最新の情報をチェックすることが重要です。
スプレッドの変動
販売所での取引では、スプレッド(売値と買値の差)が広くなる傾向があります。特に、市場のボラティリティが高い時期には、このスプレッドがさらに拡大することがあります。
具体的な例を示すと、ビットコインの取引では通常時で数万円程度のスプレッドが発生しますが、相場が荒れている時期には10万円以上に広がることもあります。これは実質的な取引コストとなるため、短期売買を行う際には特に注意が必要です。
この問題への対策としては、取引所形式での取引を活用することが挙げられます。取引所形式では、他の投資家との直接取引となるため、スプレッドを抑えることが可能です。ただし、取引が成立するまでに時間がかかる場合があることも念頭に置く必要があります。
最低出金額の制限
日本円の出金には1万円という最低金額の制限があります。この制限は、少額での取引や運用を考えているユーザーにとって、資金の流動性を制限する要因となる可能性があります。
例外として、口座残高を全額出金する場合には、1万円未満でも出金が可能です。ただし、この場合は口座残高がゼロになってしまうため、継続的な取引を行う場合には注意が必要です。
また、暗号資産の出金(送付)にも、各通貨ごとに最小出金数量が設定されています。例えば、ビットコインの場合は0.02BTCという比較的大きな最小出金数量が設定されており、少額保有者にとっては制約となる可能性があります。
追証発生のリスク
レバレッジ取引では、預けた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。GMOコインでは2021年4月以降、追証(追加証拠金)制度が導入されており、損失が証拠金を上回った場合は追加の資金が必要となります。
具体的には、証拠金維持率が100%を下回ると追証アラートが発生し、75%を下回るとロスカットされます。追証が発生した場合、追加で資金を入金しない限り新規の取引ができなくなります。
この追証制度は、一時的な相場変動に対してポジションを維持できるというメリットもありますが、想定以上の損失を被るリスクも含んでいます。レバレッジ取引を行う場合は、このリスクを十分に理解し、適切な資金管理を行うことが重要です。また、初心者の場合は、まずは現物取引から始めることをおすすめします。
GMOコインの手数料を詳しく解説
GMOコインの手数料体系は、取引形態によって異なります。ここでは入出金や取引にかかる手数料について、具体的な数字を交えながら詳しく解説します。手数料構造を理解することで、より効率的な取引が可能になります。
入出金手数料
日本円の入出金
即時入金サービスを利用する場合は、入金手数料が無料です。GMOコインでは、以下の金融機関で即時入金が利用できます。
- GMOあおぞらネット銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 楽天銀行
一方、銀行振込で入金する場合は、振込手数料が利用者負担となります。振込手数料は各金融機関の規定に従います。出金については、通常の出金は無料ですが、大口出金(1,000万円以上)の場合は400円の手数料が発生します。
暗号資産の入出金
暗号資産の入出金に関して、GMOコインからの手数料は無料です。ただし、ブロックチェーンネットワークの利用に伴う手数料(マイナー手数料)は利用者負担となります。
また、暗号資産の出金(送付)には以下のような最小出金数量が設定されています。
暗号資産 | 最小出金数量 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.02 BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.1 ETH |
リップル(XRP) | 100 XRP |
取引手数料
現物取引の手数料
販売所での取引は取引手数料が無料です。ただし、売値と買値の差(スプレッド)が実質的なコストとなります。スプレッドは市場の状況によって変動します。
取引所での現物取引では、以下のような手数料体系となっています。
取引区分 | BTC, ETH, XRP, DAI | その他の通貨 |
---|---|---|
Maker手数料 | -0.01% | -0.03% |
Taker手数料 | 0.05% | 0.09% |
Maker注文では手数料がマイナスとなるため、実質的にリベートを受け取ることができます。これは、取引所の流動性向上に貢献する取引を促進するための仕組みです。
レバレッジ取引の手数料
レバレッジ取引では、以下の手数料が発生します。
手数料の種類 | 金額 |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | 建玉あたり0.04%/日 |
ロスカット手数料 | 建玉あたり0.5% |
強制決済手数料 | 建玉あたり0.5% |
レバレッジ手数料は日々発生するため、ポジションを長期保有する場合はコストが積み重なることに注意が必要です。また、ロスカットや追証による強制決済が発生した場合は、別途手数料が発生します。
これらの手数料は取引スタイルによって大きく影響が異なるため、自身の取引戦略に合わせて最適な取引方法を選択することが重要です。また、キャンペーン期間中は手数料が優遇されることもあるため、定期的にキャンペーン情報をチェックすることをおすすめします。
GMOコインの口座開設方法
GMOコインの口座開設は、スマートフォンを使用した「かんたん本人確認」を利用することで、最短10分で完了することができます。ここでは、必要な準備から実際の開設手順まで、詳しく解説していきます。
必要な準備物
口座開設には以下の書類のいずれかが必要な本人確認書類となります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
また、口座開設には以下の基本的な条件を満たしている必要があります。
項目 | 内容 |
---|---|
年齢 | 20歳以上 |
居住地 | 日本国内 |
必要な通信環境 | スマートフォンまたはパソコン、インターネット環境 |
具体的な開設手順
アカウント登録
GMOコインの公式サイトにアクセスし、口座開設申し込みを開始します。最初のステップでは以下の情報を入力します。
入力が必要な基本情報は以下の通りです:
- メールアドレス
- パスワード設定
- 電話番号(SMS認証用)
その後、2段階認証の設定を行います。これは不正アクセスを防ぐための重要なセキュリティ対策となります。登録したメールアドレスに確認コードが送信され、それを入力することで認証が完了します。
本人確認書類の提出
本人確認書類の提出方法は、「かんたん本人確認」と「画像アップロード」の2種類があります。スマートフォンをお持ちの方は、より迅速な「かんたん本人確認」がおすすめです。
「かんたん本人確認」の手順は以下の通りです:
- 本人確認書類の撮影
- 顔写真の撮影
- 書類の画像確認
画像がブレていたり不鮮明な場合は再撮影が必要となります。本人確認書類は有効期限内のものを使用し、記載内容が明確に読み取れる状態で撮影することが重要です。
取引開始までの流れ
本人確認書類の提出後、GMOコインによる審査が行われます。「かんたん本人確認」を利用した場合、最短10分で審査が完了し、すぐに取引を開始することができます。
審査完了後の流れは以下の通りです:
- 口座開設完了のメール受信
- 口座開設コードの受け取り
- 取引用アプリのダウンロード
- アプリへのログイン
口座開設が完了したら、即時入金サービスを利用して入金を行うことができます。入金後は、すぐに暗号資産の取引を開始することが可能です。なお、取引を始める前に、取引ツールの使い方や各種手数料について確認しておくことをお勧めします。
GMOコインの活用方法
GMOコインでは、初心者から上級者まで、様々な投資スタイルに対応した取引方法を提供しています。ここでは、主要な3つの取引方法について、具体的な始め方から活用のコツまでを解説します。
現物取引の始め方
現物取引は暗号資産投資の基本となる取引方法です。GMOコインでは、販売所と取引所の2つの方式から選択できます。
販売所での取引手順:
- 「販売所」画面で取引したい通貨を選択
- 購入金額または数量を入力
- 注文内容を確認して購入を確定
取引所形式では、より安価な価格での取引が可能です。ただし、売り手と買い手のマッチングが必要なため、約定までに時間がかかる場合があります。取引所での注文方法には以下のような種類があります。
注文方法 | 特徴 |
---|---|
成行注文 | 即時約定を優先する注文方法 |
指値注文 | 価格を指定して注文する方法 |
OCO注文 | 利益確定と損切りを同時に設定 |
レバレッジ取引の始め方
レバレッジ取引は、少額の証拠金で大きな取引が可能です。ただし、リスクも大きくなるため、十分な知識と経験が必要です。
レバレッジ取引を始める前の確認事項:
- 証拠金維持率の理解(100%を下回ると追証アラート)
- ロスカットルールの確認(75%でロスカット発動)
- レバレッジ手数料の計算(建玉あたり0.04%/日)
取引開始時は小さな取引量から始めることをおすすめします。取引に慣れてきたら、徐々に取引量を増やしていくことで、リスク管理を適切に行うことができます。
積立投資の活用法
「つみたて暗号資産」は、500円から始められる自動積立サービスです。価格変動の大きい暗号資産投資において、コスト平均法を活用できる効果的な投資方法です。
積立設定の選択肢:
積立タイミング | 最低積立額 | 特徴 |
---|---|---|
毎日 | 500円 | 細かく分散投資が可能 |
毎週 | 500円 | 週単位での平均化が可能 |
毎月 | 500円 | 給与日に合わせた設定が可能 |
積立投資を効果的に活用するためのポイントとして、以下の点に注意を払うことが重要です。
- 投資金額は無理のない範囲で設定
- 長期的な視点で継続的に積立
- 市場の変動に一喜一憂しない
また、複数の通貨に分散して積立を行うことで、リスクの分散も図ることができます。例えば、ビットコインとイーサリアムで積立を行うなど、投資対象を分散させることで、より安定的な運用が期待できます。
よくある質問
GMOコインに関して、ユーザーからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。初めて暗号資産取引を始める方や、取引所の選択を検討している方の参考になる情報を提供します。
口座開設の条件は?
口座開設には以下の基本条件を満たす必要があります。
- 20歳以上の日本国内在住者であること
- 有効な本人確認書類を所持していること
- 自身のメールアドレスと携帯電話番号を持っていること
また、以下の方は口座開設ができない点にも注意が必要です。外国の重要な公的地位にある方(外国PEPs)や、反社会的勢力との関係がある方は、口座開設の対象外となります。
取引時間について
暗号資産の取引は24時間365日可能です。ただし、以下のような場合は取引が制限されることがあります。
制限事項 | 内容 |
---|---|
定期メンテナンス | 毎週水曜日AM 4:00~4:30 |
臨時メンテナンス | 事前告知あり |
システム障害時 | 状況に応じて対応 |
セキュリティ対策について
GMOコインでは複数のセキュリティ対策を実施しています。主な対策は以下の通りです。
- 2段階認証の必須化
- コールドウォレットでの資産保管
- マルチシグ認証の採用
また、不正アクセス防止のための追加対策として、取引パスワードの設定や、ログイン履歴の確認機能なども提供しています。ユーザー側でも、これらの機能を積極的に活用することで、より安全な取引環境を構築できます。
税金の処理について
暗号資産取引で得た利益は、原則として雑所得として申告が必要です。確定申告に必要な情報は、以下の方法で入手できます。
- 年間取引報告書のダウンロード(毎年1月中旬に提供)
- 取引履歴のCSVファイル出力
- 損益計算書の出力
特に注意が必要なのは、暗号資産の譲渡所得は他の所得と損益通算ができないという点です。確定申告の際は、税理士に相談するなど、適切な処理を心がけることをおすすめします。
まとめ
GMOコインは、初心者からプロまで幅広いユーザーに対応した総合的な暗号資産取引所です。豊富な取扱通貨、充実した取引ツール、安心のセキュリティ体制など、多くの魅力的な特徴を持っています。
特に注目すべき点として、以下が挙げられます。
- 26種類の豊富な取扱通貨
- 使いやすい取引ツールとアプリ
- 500円からの積立投資が可能
- 充実したセキュリティ対策
初めて暗号資産取引を始める方には、まずは少額から現物取引や積立投資を始めることをおすすめします。取引に慣れてきたら、レバレッジ取引や貸暗号資産など、より高度な取引手法にチャレンジすることで、投資の幅を広げることができます。
ただし、暗号資産取引には相応のリスクが伴うことを忘れないでください。取引を始める前に、十分な知識を身につけ、自己責任の原則を理解した上で、取引を行うようにしましょう。
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