退職代行は新卒こそ使うべき?利用に関して解説!
前回は退職代行サービスとは何だろうということで解説してきましたが、
実際退職代行サービスの利用者層はどうなっているのでしょう?
「ある退職代行会社」では利用者15,934名の年代別割合は20代60.9%、30代22.4%、40代以降は激減しています。また、4月~7月までの新卒の利用割合は平均12.73%で新卒利用者が多いことがわかります。
今回は新卒の方向けに退職代行の利用に関して解説していきます!
新卒でも退職代行で会社を辞めてよい理由
「新卒なのに退職代行を使ってすぐに辞めるなんて…」と退職代行の利用をためらう方もいますが、新卒の方でも退職代行サービスの利用は可能です。
退職代行サービスを利用してもよい理由をいくつか解説します。
すぐに辞めても第二新卒として転職できるから
新卒入社して間もない方には、第二新卒として転職活動できるため、次の仕事を見つけやすいという強みがあります。※第二新卒とは、学校を卒業後に一度就職をしたものの、数年のうちに転職活動を行う若手求職者を言います。
退職代行サービスを利用して早いタイミングで退職すれば、第二新卒としての恩恵を十分受けられるでしょう。
また、退職代行の中には、転職支援を無料でおこなっているサービスもあるので、転職先探しに悩んでいる方は退職代行業者に相談してみるのもいいかと思います。
会社から退職を引き止められる恐れがあるから
新卒採用では、書類選考や面接などの採用試験、新卒社員を対象とする新人研修などにまとまったコストがかかるため
新卒社員から退職の申し出があった場合、会社側がさまざまな理由を使って引き止めようとするケースがあります。
求人内容と実際の労働環境が異なっていたり、パワハラやモラハラが横行していたりする職場ほど、離職率が高いため、引き止めに遭うリスクも高くなる可能性があります。
社会人としての経験が浅い新卒社員が自力で退職しようとすると、スムーズに対応できない恐れもあるため、サポートを受ける意味でも退職代行の利用はおすすめできます。
なお、労働者が退職したいと申し出た場合、会社側に無理やり阻止する権利はないので、退職代行サービスに依頼して、会社とのやり取りを一任すれば、スムーズに退職できます。
ケース毎で見る新卒で退職代行を利用するのがオススメの人
退職代行を利用してもよい理由を説明したところで、次にどういうケースに当てはまる人にオススメできるか見ていきましょう。
労働条件・労働内容が事前に聞いていたものと異なる場合
労働条件や仕事内容が採用時に聞いていたものと異なる場合、退職代行を利用して会社を辞めることを検討してもいいでしょう。
なお、入社時に提示された労働条件や労働内容が実際のものと異なる場合は、明らかな法律違反です。
労働基準法第15条第1項には、「使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。」と規定されています。
労働条件が異なる場合はすぐに退職して問題ありません。
退職代行サービスを利用して、会社の執拗な引き止めや嫌がらせに遭うリスクを回避するのがおすすめです。
パワハラや職場いじめなどで悩んでいる場合
職場でパワハラやいじめが横行している場合はもちろん、自分が被害を受けている場合も、退職を言い出しにくい場合は退職代行サービスを利用すべきといえます。
パワハラやいじめが常態化している職場で働き続けると、心身ともにダメージを受けてしまい、うつ病などの精神疾患を発症するリスクが高まります。
精神疾患を発症してしまうと、治療に時間を要したり、働けない状態が長期間続いたりと、さまざまな弊害が生じ、また新卒に限ったいじめとして、教えてもらうべき内容を教えてもらえなかったり、質問しても無視されたり、無理な業務量を押し付けられたりなどして、身につけるべきスキルをなかなか習得できずに困ってしまうケースもあるのです。
正当な評価を受けられずに、給与面や待遇面で同期と大きく差をつけられてしまうかもしれません。
社会人として今後の長いキャリアを形成するためにも、退職代行サービスを利用してパワハラやいじめが横行する職場からいち早く離れるべきでしょう。
会社が退職を認めてくれない場合
自身で会社側に退職を申し出ると、引き止めに遭うケースも少なくありません。
特に新卒社員は、入社してからの期間が浅いため、上司に退職の意思を伝えても認められない場合も珍しくないでしょう。
退職は民法の定めにより、原則として2週間前に会社に申し出れば可能となっています。
会社の引き止めは労働者を説得するだけなら問題ないですが、脅迫や暴行などをともなう強引な引き止めは在職強要となり違法行為に該当する場合もあります。
退職の意思を伝えているにもかかわらず、仕事を辞められない場合は、労働基準監督署や弁護士に相談する方法もあります。
しかし、新卒であれば金銭面での不安や、今すぐ会社を辞めたいといった気持ちもあるでしょう。
その点、退職代行サービスなら、比較的リーズナブルな金額で会社を辞めることができます。
当事者同士ではなかなか進展しない話も、第三者が介入するだけですんなりと解決できるケースもあるため、退職代行サービスの利用を検討してみましょう。
当サイトおすすめ!
退職代行ガーディアン
公式サイト
料金 24,800円
即日退職 可能
連絡は LINE、電話、メール
運営元は東京労働経済組合
労働組合が運営している退職代行ガーディアンでは、民間業者では対応できない退職条件の交渉なども依頼可能です。さらに、弁護士事務所と比べると費用も安く、約半額の出費で有給休暇の取得の交渉や、会社から退職を拒否された場合も適法に反論して退職手続きを完了させることができるでしょう。
新卒が退職代行を利用するデメリット・リスク
転職代行を利用するメリット・デメリットについては前回解説してきましたが、
新卒が転職代行を利用することで考えられるデメリット・リスクについても見ていきましょう。
転職活動で不利になる可能性がある
退職代行サービスを利用して退職した事実を、次の転職先に知られることはありません。
退職代行業者や退職した会社には守秘義務があるため、外部に情報が漏れる心配はないでしょう。
退職代行サービスを利用したことで転職上不利になることは考えにくいといえます。
しかし、入社してから短期間で退職した事実は隠せません。
新卒として入社して1年以内に辞めると「またすぐに退職するかもしれない」と思われる可能性があります。
退職癖がついて転職後も退職代行に頼る恐れがある
退職代行サービスを利用して会社を辞めることで、退職癖がつく恐れがあります。
退職代行サービスは、利用料金さえ払えば退職時に必要な会社とのやり取りのほとんどを任せられるため、想像以上にすんなりと退職できることに驚く方も少なくありません。
退職するまでの過程で面倒なことやストレスを最小限に抑えられるため、中には退職に対する抵抗感が薄れる方もいるでしょう。
そのため、転職先で少しでも不満やストレスを感じると、退職を繰り返す恐れもあり上記で解説した通り転職活動で不利になる可能性があります。
家族に連絡が来る場合がある
退職代行サービスを利用しても、退職代行業者から家族に連絡することはありません。
しかし、退職した会社から家族に直接電話されるケースでは、家族に退職代行サービスを利用したと伝わる恐れがあります。
しかし、ほとんどの場合は、退職した会社が家族に直接連絡することはないでしょう。
どうしても家族に知られたくないときは、退職代行業者から会社側に対して、本人や本人の家族に連絡しないよう事前に伝えてもらいましょう。
新卒が退職代行で会社を辞めるまでの流れ
新卒の方が退職代行サービスで会社を辞めるまでの流れはについては次のとおりです。
①依頼先を探して相談する
退職代行サービスを展開する業者は年々増加傾向にあり、業者ごとにサービス内容や料金システムが大きく異なります。
退職代行サービスは、大きく分けて次の3つの運営元があり、それぞれで相場が変わります。
民間企業 | 労働組合 | 法律事務所 | |
料金相場 | 2万円〜3万円 | 2万円〜3万円 | 3万円〜10万円 |
予算やサービス内容を比較しながら慎重に業者選びをしましょう。
依頼する前に、無料相談サービスを利用して質問や相談への回答内容に対して納得したうえで、退職代行業を依頼しましょう。
②依頼費用を支払う
料金やサービス内容に納得したら、支払いをします。
追加で徴収されるオプション料金がないかを確認したうえで、指定された金額を支払いましょう。
銀行振込やクレジットカード払い、後払いなど、業者によって支払い方法が異なります。
退職が完了してから料金を支払いたい方は、後払いに対応する業者を選びましょう。
また、退職できなかった際の全額返金制度があると安心です。
③退職日などの希望条件を伝える
退職希望者の個人情報や勤務先の情報、さらには退職希望日など、退職する際に必要な情報を共有します。
退職時に有給休暇を利用するのか、連絡拒否の希望などを伝えてください。
④担当者が退職手続きを進める
退職代行業者から勤務先に連絡し、依頼者の退職意思を伝えます。
円満に退社できるように手続きや交渉が進められます。
進捗状況については常に共有されるので安心できるでしょう。
有給消化や給与の未払いなどの交渉ごとがある際は、法律事務所や労働組合が運営する退職代行サービスを選んでください。
⑤退職手続きが完了する
退職が完了したら、退職代行業者から連絡が入ります。
結果の報告を受けたら、退職届や会社から支給されているパソコン・スマートフォンなどの貸与品を返送しましょう。
退職届が受理されたら、離職票や社会保険資格喪失証明書、年金手帳などの必要書類が返送されます。
転職時や失業手当を受け取る際に必要な書類のため、大切に保管しましょう。
【おすすめ退職代行業者】
退職代行ガーディアンの口コミ・評判は?
おすすめできる方の特徴は?
前回の解説でも紹介しましたが、おすすめ退職代行業者の「退職代行ガーディアン」についてもう少し見ていきましょう。
当サイトおすすめ!
退職代行ガーディアン
公式サイト
料金 24,800円
即日退職 可能
連絡は LINE、電話、メール
運営元は東京労働経済組合
労働組合が運営している退職代行ガーディアンでは、民間業者では対応できない退職条件の交渉なども依頼可能です。さらに、弁護士事務所と比べると費用も安く、約半額の出費で有給休暇の取得の交渉や、会社から退職を拒否された場合も適法に反論して退職手続きを完了させることができるでしょう。
料金体系等
運営 | 東京労働経済組合 |
---|---|
料金 | 24,800円 ※正社員・アルバイト・パート |
相談方法 | LINE / 電話 |
対応地域 | 全国 |
『退職代行ガーディアン』の良い口コミ・評判
退職代行ガーディアンを利用した方の良い評価は以下のようになっています。
サポートやフォローの対応が素早く、丁寧だった
利用方法もシンプルでわかりやすかった
交渉力に優れていた
LINEで24時間対応してくれた
10分で手続き完了した
・入社1年目、夢を持って入ったこの会社だったが上司との関係がどうも上手くいかず、日々怒られる毎日に嫌気がさしました。辞めたくても揉めてトラブルになりそうだと思いガーディアンに頼んで即日退社。
苦痛から解放されました。
(引用元:公式サイト)
・全然話が違った。いきなりサービス残業2時間。先輩たちはみんな死にそうな顔で働いている。こんなところにいたら死んでしまいます。でも言い出しにくいかったのでガーディアンに頼んで辞めました。即判断して辞めて本当に良かった。
(引用元:公式サイト)
・有給休暇も退職も全部込みで終わった。あとは退職届を出すだけ。 使えねぇとかなんとか言ってた店長から鬼のように電話が掛かってたけど、退職代行から言われたように無視した。 退職代行ガーディアンに依頼してよかった⋯
(引用元:X)
・私は、退職代行ガーディアンを使いました。退職後も3ヶ月間フォローしてくれます。参考までに。
(引用元:X)
・本日、会社を辞めました。 限界でした。。。 退職代行 ガーディアンで即日、辞める事が出来ました。 料金も安く、安心して利用できますよ! おすすめです。
(引用元:X)
・退職代行使ったことがあるんですけど(ガーディアンって所)LINE相談していつ辞めるか話してお金払ったら即日行けましたよ( ˙灬˙ ) 話の通じないやつ相手なら使って辞めるのもありです(*`・ω・)ゞビシッ!!
(引用元:X)
・退職ガーディアンにて無事退職完了。 本当に退職できるか不安で、仕事する気満々で職場行ったら、昨日付けでの退職なので働けないとのこと。 上司も連絡は制限されてるみたいなので、パワハラとかで辞めたい人はおすすめ
(引用元:X)
・退職代行ガーディアンさんでやっていただきました LINEで24時間対応してくれましたし、色々聞いても教えていただきました
(引用元:X)
・退職代行は『退職代行ガーディアン』ってヤツ使ったけど、マジでめちゃくちゃ簡単だったわ
退職代行の人とのやり取りですら電話不要で、全てLINEだけ
LINEで必要な項目を書くフォーマットが来るから、 それを書く→LINEで送る→退職完了 マジでコレ
時間にして10分かからん
(引用元:X)
ポジティブな口コミ・評判としては、「即日退社できた」「24時間対応してくれた」「手続きがスムーズだった」といった内容が多かったです。
『退職代行ガーディアン』の悪い口コミ・評判
逆にマイナスな評価を見てみましょう。
対応が素っ気ない、機械的な感じだった
当日、退職手続きが済んだのかわからないで不安だった
・退職代行ガーディアン3つの不満点 ・事前の説明が不適切 ・会社都合退職にできない ・報告がない、連絡が遅い 退職するだけなら、不満は感じないでしょう。もし、資料請求など他に依頼したいことがある人は必見です。私と同じ不満を感じることになるかも。
(引用元:X)
・退職代行使って分かったこと。 退職代行ガーディアンは使えない。 お金払うだけ無駄。 以上。
(引用元:X)
・代行サービスは料金支払ったのですが、サービスが実施される前に職場から電話が来て結局自分の口で言いました。
サービスのキャンセル自体は出来たものの、返金はありませんでした。(殆どが返金はないみたいです) ちなみに、退職代行ガーディアンさんです!
(引用元:X)
一部、悪い口コミ・評判として「対応が形式的」「自分で退職を伝えた場合返金はない」といった内容も見うけられました。
『退職代行ガーディアン』おすすめできる方の特徴
おすすめできる方の特徴は以下のようになります。当てはまるなあという方は検討してみてはいかがでしょうか。
・業界最安級の退職代行サービスを利用したい
・労働組合のサポートを受けて退職時の条件交渉を行いたい
・深夜や早朝にも相談できる退職代行サービスを探している
・全国対応・即日対応してくれる退職代行サービスを探している
依頼した当日に退職手続きを進めてくれるので、「出勤せずに即退職したい」「職場の人と顔を合わせたくない」という方におすすめです。
逆に、「今後も職場の人と良好な人間関係を築きたい」「同じ業界への転職を考えている」という方にはおすすめできません。
まとめ
新卒の方でも、退職代行サービスを使うのは全く問題ありません。
入社したばかりで周りの目が気になったり、転職に対する不安を抱えたりしますが、新卒社員が退職することは決して珍しくはありません。
退職代行サービスを利用すれば、執拗な引き止めに遭ったり過度なストレスを感じたりすることなく、スムーズに退職できます。
初めて利用する方は、今回紹介した『退職代行ガーディアン』を筆頭に複数の業者を比較・検討したうえで、信頼できる業者を見つけましょう。
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退職代行ガーディアン
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料金 24,800円
即日退職 可能
連絡は LINE、電話、メール
運営元は東京労働経済組合
労働組合が運営している退職代行ガーディアンでは、民間業者では対応できない退職条件の交渉なども依頼可能です。さらに、弁護士事務所と比べると費用も安く、約半額の出費で有給休暇の取得の交渉や、会社から退職を拒否された場合も適法に反論して退職手続きを完了させることができるでしょう。
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